2010/12/30

2010年締めくくり

みなさま,ご無沙汰しております.
なんだかんだと,実習だったりレポートだったり,新学期の関係の活動だったりで予定が埋まったり,
なんだかやる気スイッチがオフの時期が続いたりでした.
やる気スイッチオフなのは,未だ継続中ですが.何とか年明けにはスイッチオンにしたいところです.

さて,年の瀬ですから今年一年を振り返って見るのが,恒例なのかと.


*教育にまつわる諸課題について悶々と考えさせられた
*いろいろな構想が動き出しのタイミングが合わずに不完全燃焼
*自分が生物学を選んだ原点を再び振り返らせてくれた
*自分の指導方法のマンネリ化を痛感

といったところですかね.
各々については,年越しをしながら思いを巡らせつつ,来る年の目標設定に
生かしてみようと思う次第です.


やはり,部屋に緑があったり,生き物がいるってのはいいです.
心癒されますね.

現在の我が家に生息中の生物たち.

・アナカリス(オオカナダモ (Egeria densa))
・オオミジンコ(Daphnia magna)
・ミシシッピアカミミガメ(Trachemys scripta elegans)
・緑藻類
・珪藻類
・原生生物もろもろ

後ろ2つは肉眼での観察は出来ませんが,たまにサンプリングして実験室の顕微鏡で
見ると楽しいものだったりします.


「目にはさやかに見えねども,見えぬ世界にぞおどろかれぬる」

とでも詠いたくなってしまうのは私だけでしょうか(^_^;)
あんまり上手い詩ではないですね.失礼しました.


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2010/10/15

発生学実習折り返し

ミジンコ,メダカ・ゼブラフィッシュ,ニワトリ2/4まで来て発生学実習が折り返し地点を越えました.

メダカを人工授精させて胚発生を追っていくのは,受精卵からメダカらしくなるまでは3-6時間おきに変化してくるので,メダカの胚の変化に合わせた生活となりました.

ニホンメダカ(Oryzias latipes)の受精卵
胚は写真ではよく見えないが,受精から約4時間経過し,初期桑実胚期頃.
卵の中の気泡状のものは油滴で,発生が進むと減ってくる.

ニホンメダカ(Oryzias latipes)の胚(stage30-32)
油滴は一滴になり,心臓も鼓動している.胸鰭もよく見られる.
受精から約3日12時間.
ちょうど一週間頃となったここ数日は,変化が微妙になってきたので,メダカを見に実験室へ行かねばならない回数が減りました.



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2010/10/06

ミジンコ実習最終日

今日は,ミジンコ実習最終日(一応).
一応,というのは,生まれた子が抱卵するまでの過程の観察は続くからです.
順調にいけば,1週間で終わるとの話ですが,どうも僕の子どもミジンコちゃんたちは成長がのんびりなご様子です.

生体観察だけでなく,固定して,パラフィン包埋して,切片にして観察もしました.
昨日,一昨日で,包埋と切片プレパラートの作成をして,今日が観察日でした.

オオミジンコ(Daphnia magna)のパラフィン包埋切片 育房内の胚と思われる.
で,僕の切片からみられたのが上のもの.
本当は,頭からおしりまでを入れて切ったつもりでしたが,パラフィンの中でミジンコが傾いていたようで,下半分ぐらいしか切片に入ってきませんでした.
プレパラート3枚分の切り出しをしてはいましたが,脱パラフィンと染色の時に2枚分は,試料が流れ去ってしまって,1枚になってしまったのでした....orz
もしかしたら,その中には,全体像のが・・・なんて,どうしようもないことを考えたり....

でも,これはこれでなかなかよろしいのではと思ってパシャリとしておいたわけです.
theミジンコ!って形をしているのが育房に入ってる様子がわかる切片も他の人のには,ありましたが,発生途中なのだ~ってのも,「発生学実習」ってかんじがしていいです. (・o・)?


明日からは,メダカ・ゼブラフィッシュに材料が変わります.
今週末は科学の祭典帯広大会に向けて地元帯広へ帰省してしまうので,土日に何らかの作業が必要にならないことを祈るばかりです.
というか,すでにミジンコの観察が36時間以上間あいてしまうと言う残念な自体にはなるんですが...



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2010/10/02

インフルエンザワクチンの予防接種始まる

インフルエンザワクチン予防接種始まる
インフルエンザワクチンの予防接種が1日から、大分県内の医療機関で始まる。
今季は新型に加え、高齢者がかかりやすいとされるA香港型の流行も予測されており、県は注意を呼びかけている。
今季のワクチンは新型とA香港型、B型の混合ワクチン。ワクチンは県内500か所以上の医療機関で接種できる見通しで、接種回数は13歳以上が1回、12歳以下が2回となる。
費用は各市町村が設定するため、自治体ごとに異なるが、1回目が3000~3600円、2回目が2550円~3000円。高齢者や低所得世帯には助成制度もある。
また、今季のワクチン接種は安定的な供給が見込まれるため、希望者全員が受けられる。
県健康対策課は「ワクチンの接種に加えて、手洗い、うがいも心がけてほしい」と話している。
(2010年10月1日  読売新聞)
もう,こんな時期なんですね.札幌はいつからなのか調べてみよう.

2008年度は,高校受験生2人の指導にあたり,かつ,移動が混み合うJRを含んでいて,
ウイルスをもらいやすそうな状況があったから予防接種行きました.
2009年度も,高校受験生2人の指導にあたり,かつ,やや混み合うJRを含んでいましたが,
なんだかんだでいかなかった.
今年度は,高校受験生1人の指導にあたっていますが,移動は冬でも混み合わない地下鉄
ぐらいなので,うがい・手洗い,健康管理の徹底でしのごうかと思います.

もちろん,受験生自体には受けるようにお勧めしますがね.


インフルエンザの話が始まると,年暮れと受験期が近づいてきている気が高まります.
今年も,インフルエンザかからずに終えられるように気をつけよう.



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2010/10/01

1学期の成績開示開始+2学期の講義開始

いよいよ,2学期が始まりました.
教職やこれまでに修得済み単位数,卒業要件を考慮すると,自動的に時間割が組み上がってしまいました.ちょっとは,どっちの講義を取ろうか悩みたかったものです.

各曜日の1,2限
月:教育方法論,系統分類学3,
火:教育技術論,生態情報分子学3
水:日中言語と文化,形態機能学2
木:進路指導論,環境生物学3
金:教職総合演習(科学論文演習)

月~金の3~5限
各種実習(10月:発生学,11月:環境生物学,1月:形態機能学)


ということで,基本的に25コマすべてが埋まってしまった形になりました.
完全に埋まるのは…冷静に過去の時間割見返したら初です.
まぁ,午後は実習で座学ではないので,いいのですが,早起きしないといけないのが…
教育実習期間とその後に向けてのいいリハビリになりそうですww



教職総合演習の開講が来週からだったので,今日は午後の発生学実習から.
発生学実習では,ミジンコ,メダカ・ゼブラフィッシュ,ニワトリ,マウスの発生をやるようです.

今日~来週の水曜日までは第一弾のミジンコ編です.


オオミジンコ(Daphnia magna)を使って,増殖実験(生殖サイクルの観察)とオオミジンコ自体の
体構造の観察を行います.
今日は,体調5 mmというおっきなオオミジンコを2匹ずつ与えられて,飼うように指示されました.
この子たちを毎日観察して,生殖サイクルを見ていくのです.
せっかくなので,名前をつけようと思います.
「まーちゃん」と「にーちゃん」にしました.どちらももちろん♀です.

ミジンコは環境が悪化しない限りは,雌のみで単為生殖するのです.
まーちゃんはすでにほぼ子個体の形態と同じぐらいになっている子を背負ってました.
にーちゃんは,背負ってません.


そして,まーちゃん,にーちゃんとは別の子たちは形態観察用に,ブアン液で固定され,
ブアン→エタノール置換済みの状態からパラフィン包埋までの作業をして,月曜日から
オオミジンコ切片を作れるようにスタンバってもらっています.




講義が始まったかと思ったら,また明日は休みか....なんか,エンジンがかからないよね.
と思った今日でした.


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2010/09/30

教員採用試験に向けて

2012年度教員採用試験まで1年もなくなってしまった今日この頃.
理学部ということもあってか,学部卒で教員に本気でなろうとしているオーラ全開の人が少ない.
そんなこんなで,すっかり採用試験対策のスタートを切り遅れてしまった感があります.

というのも,書店に行って採用試験対策の月刊誌を見に行ったら,すっかりもう2号目,
3号目に入っているではありませんか.

しかも気に入った方のはバックナンバーが生協書籍部になかった.
気に入らなかった方はバックナンバーがあったので,そっちを初回号だけ購入.
内容はそこまで大きく変わらないだろうので,気にしないことにする.
しかも,気に入らないというのは,表紙のデザインと中の紙質なので1冊ぐらいならいいことにする.


なんかいろいろ,講座とかもあるみたいだけど,もともと塾とかその系は好きじゃないので,
お金も結構かかるしということで,その辺はパス.

いざとなれば,母校の先生方のお力をお借りしちゃうさ.なんて思ったり.





来年度の僕らの戦いが始まったかと思えば,今年受験している人たちは,
2次試験という時期みたいで,表紙が気に入らなかった方の月刊誌(教員養成セミナー)には
面接ファイナルチェックなる記事も載ってた.


直前にうだうだしても,ぼろが出るので,これから日々一つずつ考えて行ってみようと思う.
そうすれば,このblogも一日一記事は更新されるようになったりして.....







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2010/09/28

特別講義5-生態環境ダイナミクスを探る・操る・創る

もうすぐ10月ということで,夏休みも終わっていよいよ2学期.
通常授業は,1日からですが,昨日・今日で高木先生(北陸先端科学技術大学院大学・教授)
による特別講義があったのです.
たまには,こんなネタも書いてみないと,理学部生物科の学生だと信じられないと
思われるので....笑 

一応,シラバス上での表題は,「生態環境ダイナミクスを探る・操る・創る」.
といいつつも,表題と内容が???な講義はよくあるのであまり気にしないことにしてたら,
やっぱり今回も,ちょっと表題からは外れた気が僕はした.
でも,内容としてはこれまでに習ったことをいろいろ復習できたり,教科書にあること以外での
現象としてそれらのことを見られたりしたので結構おもしろかった.
「生物学」の始まりについて,自分の中での生物学の興味の始まりと生命の始まりということを
再認識させてくれるいい機会もいただけた.

再認識をさせていただけたのは,主に講義全体の出発部分(第一部とでも言おうか).
といことで,そこだけちょっとメモっとこう.


第一部 生命の起源について考える-合成生物学の進展

「生物学とは?」という問いに始まり.「なぜ,生物学科にいるのか」,「最初の生物は?」など
生物学をこれからも専門として進んでいくための土台になるようなことについて,改めて考える
時間となりました.

生物学とは
様々な生物種に共通している部分(一様性)とそれぞれに異なっている部分(多様性)を
通して,生物とは何かを考える学問.

一様性と多様性という相反する概念をぶつけ合うことによって,生物とはなんぞやという
問いへの答えを探すのだ(弁証法による考え方ですなー).

なぜ,自分は生物学をやっているのか/生物学科にいるのか
高木先生は,コドン表に魅せられてしまったというのが一つの原因とのこと.
よくよく考えれば,確かにつっつきがいも,考えようもいろいろある気がする.
20個のアミノ酸のために64個のコードなんて無駄だよね.でも無駄が大事だったりする.

よく考えて,思い出してみてということだったので...僕の場合は....
小5の宿泊学習で,近くの池の水を汲んできて,顕微鏡でのぞいたらば,そこには
いろんな形をしたプランクトンがいるではありませんか!
もう,万華鏡をのぞいてる時のような,神秘的な気分を味わった.

それから,目ではパットは見えないようなサイズの生物たちに興味を.
単細胞がいればちっさくたって多細胞のやつも.
単細胞のやつも,仲間とタッグを組んで環境の変化と戦ったり
もう,知れば知るほどやつらはおもしろいのですよ!

って,感じですね.はい,ちっちゃい子たちに魅了されてしまったのです.


最初の生物は?
生命は自然発生しないというのは,代表的な実験として,パスツールの実験があり,
これによって否定されているが.....

最初の生物は,原始地球の上で,何らかの化学反応の連鎖によって,生まれたとか
いう説もある.
この説が証明されるところになれば,自然発生することになるねー.....
これについては,レポート課題に案にこれの話かというのがあるので,レポート書いてから
ちょこっと,こっちにも書くことにします.





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2010/09/22

【過去記事】効率のよい勉強法

2008.08.12(大学1年の夏)にその頃書いていたblogに僕が書いた記事.
「効率の良い勉強」はどうしたらできるのか.勉強の相談に乗っているとこんな質問に出会うことが多い.そして,この言葉を発するのは大抵一生懸命勉強してない輩….そもそも「効率の良い勉強」とかいうワードがそもそも大嫌いな僕に取って,一生懸命やってもいない奴からそんな言葉がでたひにゃー.「馬鹿じゃないの?そんなのないし」と一蹴して,軽蔑の念を抱いて終了だね.
さてさて,世の中にはいくつもの「勉強法」と呼ばれるやり方がある.科学的な見地から見ても妥当だと思われる方法から,訳の分からん方法まで.
一度書いたことがあるかもしれないが,僕の登録している家庭教師センターにも一応指導法ってのがあって,その研修とかも新生徒がついたときには必ずある.
これまで2回ほど聞いたわけだけど,確かに間違ったことは言っていないなと思うところは多い.けれども結局は元塾をやっていた人間の考えることだなと言うのが率直な感想.結局根幹のところが抜け落ちてしまっている.残念でならない.どうしても譲れないというか,許せない一言.これについてだけはいつか何とかしてもの申して差し上げようと企てているがなかなかチャンスはない.
「数学は暗記科目なんですよ.」
僕が担当になった最初の教え子の家に顔合わせに行ったときの一言.センター長と出会ってからまだ日のたたないうちの一言だったこともあろうか,いまでも鮮明に覚えている.もしかしたら,一瞬顔に出てしまったのではないかと思うくらいの怒りがこみ上げたが,とりあえず封印.これが良かったのか悪かったのかは……?
確かに,受験の問題というのはある程度パターン化されいて,分類可能であることは間違いない.一様に定式化することができないわけでもない.
ただ,高校受験といったぐらいのレベルで受験テクニックを4月の時点から教え始めるというか,受験テクニック的に教えていくのが良いのか?
確かに,高校受験という一つの壁を乗り越えることはできるであろう.しかし,その先に何が残るのだろうか.高校での勉強,大学受験,大学での勉強,社会へ出ての活躍といったなかで生きてくる力をつけられるのだろうか?
たかが18年しか生きていない,教育についてまだまだ未熟な僕には断言はできない.
ただ,あの言葉を肯定することはどうしてもできない.
家庭教師は受験対策だけをやれば良いのだろうか?
受験のための対策は大手の巨大な母体を持つ予備校・塾の範疇なのではないか?
地方のひとつの家庭教師センターがそのような予備校・塾同じような方法で指導していって良いのだろうか….
答えが見いだせるのはいつになるのだろうか.
そのヒントをこの夏休みにつかめたらいいなというのが今夏休みの一つの目標でもある. 

基本的には,人の話は「んー,そうねー,それもあるねー」とどっちつかずな反応を見せる僕ですが,NGワードとでもいえる,ワードが出ると(上だと「効率のよい勉強」とか「数学は暗記です」),どうもぷっつんきてしまって,心のシャッターが降りるようです.(というのは本題からそれるので置いておいて)


このときから2年経って思うこと.
やっぱり,「生徒の性質に合わせて,各教科の根っこの部分を少しでも見させてあげること」が大切.そう,思います.

先日,短期で新規のカテキョ依頼をもらいました.
そこへ紹介されに行く道中,久々にセンター長と話をしました.彼曰く,途中でやめちゃだめなんだよね-,点数が上がったとか,高校入試は終わったとかでやめちゃうと,大学入試までつながらなかったり,点数が下がっちゃうんだよ.だから,やめさせないようにしてるんだ.
勉強できるつもりになって,やめて,また元の勉強法に戻ってしまってだめになるとも.

至極当たり前なコトだと思った.
センターの方針の通り進めていれば,確かにカテキョがついている間は,成績を伸ばすことができるかもしれない.けれども,上っ面だけをなめるような,勉強しかできていない生徒たちが,カテキョの手から解放されたら,そりゃ,元に戻るさ.どうしていいかすらわからなくなる.

とにかく何でも教わること,指示されること,与えられることになれてしまっているのだから.


経営上のコトを考えると,中学ないし小学校から高校卒業までとどめておけば,顧客の確保には困らない.そんな戦略によるものだとすればまぁ,仕方がない.所詮は営利を目的とした企業なのだから.



全体を変えることはできないかもしれないけれど,せめて自分の担当生徒ぐらいは....
成績を上げることは,当然だけど,それだけなら僕が担当必要はないと思う.
もっと,受験に必死だった人が担当すればいい.

画一化された,指導を望むなら僕を雇わねばいい.

許されるというのなら,十分に保護者と生徒にこちらの意図を伝えた上で,僕だからこその方向で導いて行きたいと思う.


それが,「生徒の性質に合わせて,各教科の根っこの部分を少しでも見させてあげること」.





2010/09/14

教育は誰でも語ることができる

「教育は誰にでも語ることができる」
とある本で読んだか,何かのTVとか講演とかで聞いたかは思い出せないけれど,
自分の中にすごく残っている一節.

日本社会の人々の大多数は義務教育+αの教育を受けてきている.つまり,少なくとも
教育の現場に「生徒」として,身を置いてきたことはあるはず.
教育者の視点とか保護者の視点とかは,人によってはとれない人もいるけれど,
生徒の視点から日本の教育を考えることはできるのだと思う.

自分が受けた教育を振り返ってどう思いますか?
今の社会事情を踏まえて,どんな教育を受けたいと思いますか?
その教育によって育った子供たちが生きる未来はどんなものになりそうですか?

そんなことをちょっと想像することは難くないと思う.
ロジックとか裏付けとなるデータとかにはかけるとかいうことはこの際気にしなくていいと思う.
とにかく,今の日本には「教育」について真剣に考える,教育の専門家でない人たちが大事.


自動車のメカニックじゃなくたって,車にはまっていろいろ改造したり,メンテナンスしたりする.
そして,その愛車について語る.
映画の監督や評論家じゃなくたって,見た映画の感想とか,好きな映画について
熱く語る映画ファンもいる.
スポーツの解説者でもなく,プロだったわけでもない人でも,今のプレーはどうだとか,
最近の○○という選手はあーだこーだと評する.


そういったことと,教育を同じぐらい気軽に語ることが,本当の意味での日本の教育改革に
必要なんじゃないかな?



誰しも,ちょっとぐらいは教育について考えているところはあるのだと思う.
ただ,なかなか話の中で話題に上っていない.しいてあがるといえば,受験勉強の話.


もっと教育の話しませんか?
教育の話の輪を広げてくれる,教育関係者以外の人が日本の教育の未来の一部を担っているのです.

2010/09/10

「16歳の教科書2」を読んで

16歳の教科書2 「勉強」と「仕事」はどこでつながるのか 講談社 2009

ドラゴン桜公式副読本のシリーズ2冊目(?).1冊目の16歳の教科書と3冊目の40歳の教科書は読んでいたが,書店で見逃し続けていたよう.先日,釧路の友人を訪ねたときに寄った書店で発見し,衝動買い.

提出締め切りまであと16時間のレポートが半ばまでしかできていない中,休憩がてら読んだらすっかり読みふけってしまった.


本文から一節を....
大人って自分の頭の中で0点から100点まで,目盛りを決めちゃってるの.そして,相手が100点の答えを出してきたら褒めるんだけど,120点の答えを出してきたら褒めない.どういうわけだか「ちゃんとやれ!」と言ってくる.自分の許容範囲を超えたものを認めようとしないの.  (同書,p32 l10-13) 
他にも,ビビットな一節はいくつかあったけれど,最初の方で出てきたせいか,強く印象に残った一節.


時に,生徒は想定していなかった答えを持ってくることがある.それはテストの問題とか言う狭い範囲だけでの話ではなくて,様々な物事に対することでの話.
教育を行う上で,教育者は一定の到達点を目標にして,生徒に対して何らかのアクションを起こす(あえて何も起こさないというアクションもある).そのアクションへの反応として生徒から帰ってくるアクションに一定の想定を持つ.そして,想定の範囲内もしくは若干の延長線上であれば,しめたものとする.
このとき,生徒が予想外のアクションを起こしたとき,教育者は戸惑い,怒る傾向にある.
今回の一節は,そのことへの警鐘を鳴らされている気がした.


とりあえず,今日はこの辺で.

2010/08/11

【PCC2010@東北大】セミナー3+5に参加して.

最終日のセミナー3+5では,「大学生にマイパソコンは必要か」というお題での議論がされた.
僕の思うところは,もちろん「必要」.

マイパソコンを大学生が持つことへの否定的意見は,
・高価であり,経済的負担が大きい
特に私立大では,初年度納付金の国公立との差額がPC購入費以上になっていて大変
・管理できるか不安
高価なので,ふとしたときに盗難などされないか
・持ち歩くには重い
大学生の鞄の中には,教科書等がたくさんで,これ以上ものを増やしたくない
・大学にあるパソコンを使えばいい
学生が使うべきものの環境整備は大学がするべきなのであると...

ということでした.
そうは言うものの,マイパソコンがあれば便利,できれば持ちたいということが垣間見られる
意見でした.


マイパソコンを大学生が持つことへの肯定的意見は,
・レポート作成などで活用できる
・PCスキルを向上させるには慣れが大事
いつでも使うことで慣れや発見が出て,PCが使えるようになる
・社会に出てからPCスキルが絶対に必要
大学という社会は,日本の実社会よりPCの活用が遅れている
大学の先生なんて全然使えてない,社会はもっと使っているぞ
・課外の活動にはPCを使うことが多い
大学生の本分は学業だけども,課外活動よって得られる体験や成長は
社会に出る前段階としてとても重要

などでした.


結局,マイパソコンが必要ないという人は,パソコンを利用していない,活用できていない
人たちで,必要だという人は,利用・活用している人たち.

そして,マイパソコンが必要ないという人たちは,とにかくコストの問題を言う.
確かに,授業のレポートを書くだけとか,ネットゲームをするためだけにすべての学生が
PCを持つというのは,もったいない.
しかし,課外活動や趣味などで創作的な活動をするのにPCは便利であり,
それらを通して成長を経験することができる.

20万円のPCを入学時に買っても4年間使いきれば,一日あたり,500mLペットボトル飲料
一本分の価格.これまで,こんな計算はしたこともなかったけど,コスト話を受けて
計算してみたら思っていた以上に安くてびっくり.
今年の4月末に買ったノーパソをもうワングレードあげてもよかったかと思ってしまったのは
余談.

特に,情報機器は技術開発の進歩が早い.
卒業生向けのノートPC必携についてのアンケート調査などが行われているようだが,
今の新入生が置かれる状況と,4年前の人とでは,ハードもソフトも全く違う.

一昔前は,ノートPCで動画処理なんてさせたらとんでもなかったし,本体自体も重かった.
最近は,軽い・高性能なノートPCも販売されている.しかも20万円前後でも買える.
この辺の変化も気にして,アンケート結果を見ないといけないと思う.

むしろ,必携化についてのアンケートは1年時,3年時,卒業時ぐらいでとって,
一人ずつの意識の変化を追跡調査してみるとおもしろいかも.



コストとベネフィットの感覚は人によって違うだろうけど,大学・大学生協としては,
PCを活用する方法とか活用できる取り組みなどの「コト」をどんどん提供していくべきでしょう.
新学期のパソコン講習会もそういったレベルの取り組みをすると言うのも一つありかもしれない.

今までの講習会(北大の場合)は,とにかく全然できていない人に最低限のパソコンスキルを
身につけてもらうことが大きな目的だったけど,できるできないにとらわれず,
PCを活用した学びに生かせるような講習会を提案できたらいいのではないかと思わされた.

すぐにぽんとは変革できないかもしれないけど,気がついたときが変わりどき!
残り少ない在籍期間中になんとか....そして,引き継ぎを....



まとまりがない文章でごめんなさい.
皆さんのご意見もお聞かせいただければと,,,,



2010/08/10

PC Conference 2010に参加してきた

8/7-9までの間,東北大学で開催されたPC Conference 2010に参加してきました.
理学部の僕がなぜに,コンピュータ利用教育協議会のイベントに行ってきたかというと,大学生協
主催のパソコン講習会を運営している団体にいるからです.

実は,昨年も参加していて,今年は2回目と言うこともあり,分科会発表と
イブニングトークの主催をやってきました.

イブニングトークはちょっと当てが外れたり,準備不足な感が否めません.
分科会発表は.やはり20分で講習会を語るのは難しい.
これ北大だけでしょってところが深く掘れれば,いいのかもしれないけど,
他大の情報も少ない中,オリジナルーとは言いにくいし,
今年が実はいろいろと変革期ってこともあり,まとまりきらなかった感がある.
そもそも,僕の腕不足なところもあるだろうさ.


シンポジウム,セミナー,分科会などなどでいろいろ考えることはあるけども,
明日は試験が待ち受けているので,またその辺は後日.

2010/08/06

DNA配列の決定をした

5月の末頃に,小樽よりちょっと北西にある忍路で無脊椎動物たちをとらえるという実習がありました.
そして,その捕らえた動物たちのDNAの一部を増幅させて,配列を調べるところまでやったのです.
僕の捕まえたのは,ワレカラという甲殻類のなかまです.甲殻類と言えばエビとか,カニとかを思い浮かべますが,ワレカラくんはそんなに大きくないんですが,もう,カッコイイんですよ!
そのカッコイイ彼の姿や,決定したCOIのDNA配列はこちら(http://www.sci.hokudai.ac.jp/~kazi/ICHU/2010/22080180.htm)にて見られます.

担当の先生曰く,せっかくだから世界に発信した方が意味があるよねとのこと.

さらに,担当の先生曰く,これから経年的に続けていって,データベース化するのだ!ということだそうです.
Darwin Coreというのにつなげられるようにするという構想もあるようで,プログラミングとかに強いある人がかり出されていました.

詳しいことは省略です.とにかくワレカラ君の勇姿をご覧くださいませ.


と,久々にblogを更新したのも,一番の山場と思っていたテストが終わったからです.
まだ,テスト1つ,レポート5個ほど残っていますが,とりあえず一段落です.

2010/07/20

臨海実習@厚岸臨海実験所 を終えて

北海道もジメっとした日が続き,なかなか過ごしにくい今日この頃です.
こんな時は食中毒に注意しないといけませんね.

さて,先日7/13-17の間に厚岸臨海実験所にて海洋生態学実習をしてきました.

13日 移動日
14日 潮間帯の生物の垂直分布調査
15日 アマモ場の生物群集
16日 植物プランクトンの現存量調査,海洋性プランクトンの観察
17日 移動日(釧路市動物園に寄り道)

潮間帯の生物の垂直分布調査では,僕らの担当した場所については,
ぱっとした見た目では,生物の教科書によくあるような図がイメージできるような
状況ではありませんでした.
測定後詳しく見た結果も,どうもそこまで帯状分布が見られなかったかな….

アマモ場の生物群集では,そりネットでアマモ場の動物を採集して,同定・カウントしました.
僕らの担当場所は,アミとヨコエビが膨大な量を占めて,カウントに一苦労.
といっても,僕は「その他の生物」という担当だったのでカウントには苦労せず.
ただ,同定ができないったらありゃしない.見たことない奴らばかりいたのですから.

植物プランクトンの現存量調査,海洋性プランクトンの観察では,
これまでの植物系統分類学実習で見たことある奴らやら,所見の不思議な奴らまで
様々なプランクトンが見られました.
もともと,少5の宿泊学習で近くの池の水の中にいたゾウリムシやミドリムシをはじめとする
プランクトンを見て,感動したのが生物を専門とする大きなキッカケだったこともあり,
ずいぶんと楽しめました.


正味3日間の実習を終えての感想を一言にすれば,
「ぜんぜん生物種を知らないなー」
といったところです.
まぁ,数多いる生物種すべてを網羅するのは無理ですが,どこかに強いところは
持っていたいなと強く思いました.

思うところは,ペンギン,カメ,細菌(アーキア含む)といったところをせめていきます.
さっそく,Amazonでペンギン本をポチッとしてしまったのは内緒です.
ちなみにカメと細菌の本はとりあえずあったりする....

2010/06/23

教育現場はどこまでICTを取り入れるべきか?

「急増 電子教科書、小学校用1点から28点へ」YOMIURI ONLINE
(http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100601-OYT8T00325.htm?from=nwlb)
という記事が掲載されていた.

ICTの導入は,視覚・聴覚により訴えかける授業展開を行いやすくなり,
児童・生徒の学習効率が上がるという点で有用ではある.
もちろん,教師がそのICT教材を十分に使いこなせた上でという条件付きとなる.
すでに電子教材を導入し一定の効果を得ている学校もあるようだが,
逆に電子黒板が故障した状態のまま放置されるといった状況もあり,
すべての教員が積極的に電子教材を使用しようとしていないようだ.

今までの視聴覚教材でさえ,見せるタイミングや量によっては
十分な学習効果を生まない状況での使用もあっただろう.
そのような中で,新たな教材が入ってきたときに,現職の
教員たちはどれどれだけ授業にうまく取り入れられるのだろうか.

液晶画面を見る時間が学校外でも多い現代っ子に,
学校での授業中までも液晶画面を見るようになったとき,
 健康被害は出ないのだろうか?という心配もある.


心配事はつきないけれども,新技術の導入による学習効果の
向上といった期待されることも大きい.
教育においてICTはどこまで活用できるかということが,ICTを教育に
取り込んでいくときの視点になっていたと思うが,
「どこまで取り込んでよいか?」という視点もあわせ持つべきではなかろうか.

2010/06/06

科学展示・実験におけるクライシスマネジメント

6/5-6で,北大理学部生物科学科(生物学)の3年生を中心に,
生物展が北大祭の中の一部として行われています.
「魅せる生物,不思議な世界」と題して行われているだけあり,
各研究室から実験生物を借りてきたり,海辺の生き物たちを,
実習中に採集したりして,展示しています.

と,ここまではいたって普通の科学展の流れではあります.
が,私が驚かされたのは,スタッフでのミーティングの時でした.
リーダー格の人たちがしきりに,
「鳥アレルギー」
「アルコール過敏症」
「ラテックスアレルギー」
「はさみを小さい子に使わせるのは危ない」
といったことについてばかりを話すのです.


もちろん,現代ではアレルゲンが日常生活中にあふれている
こともあり,アレルギー体質の子が多いことは確かでしょう.
そのような子への配慮や対応を考えておくことは大切です.

しかし,そのようなクライシスマネジメントにいたっているが,
「わたしたちには,責任はとれない」
「保護者からのクレームになると学科としてまずい」
といった,自己の保守にまつわることばかりだったのです.
話のなかでたまたま出さなかっただけなのかもしれませんが,
第一に考えるべきは,
「子供たちが安全に活動できるようにするため」
「子供たちの生命を守るため」
といった視点ではないでしょうか.

その上で,保護者への対応も現代では,必要なことであるので,
していくという方向性で話してほしかったなと思いました.


様々なことを想定して,万が一のための体制を作ることは
大変重要です.
しかし,万が一を避けるために,子供たちが得られるはずの
「経験」を制限してしまうのは,もったいない.

「リスク」と「経験」のどちらが重いか?
必ずリスクがすこしはつきまとう科学実験では,
その問いをしっかりと考えていくことが重要だと思いました.

2010/05/28

「高大接続テスト」にみるAO入試について

2008年度から話題に上っていたという,「高大接続テスト」について,下記記事にて初めて知りました.
「高校生学テ」複数回受験に
研究委中間報告 大学進学希望者向け

高校段階での学力を把握し、大学入試などに活用する「高大接続テスト(仮称)」のあり方について検討している文部科学省の調査研究委員会は、進学希望者が在学中に複数回受験でき、教科書に載っているような基礎問題で学習の達成度を測ることを柱とした中間報告をまとめた。
《略》
中間報告によると、接続テストは、入学者選抜が目的のセンター試験や各大学の入試とは異なり、大学教育にスムーズに接続するのが狙い。学習目標達成を促すため、複数回受験できるようにする。基本的な問題を出題し、複数回のテスト間で難易度を一定にする。
解答はマークシート方式。結果は1点刻みの点数ではなく、例えば数十段階の評点として示す。推薦入試やAO(アドミッション・オフィス)入試でも明確な基準で学力を担保でき、大学が教育課程編成の資料として利用できる内容にする。
《略》
(2010年5月28日  読売新聞)
記事全文(http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100528-OYT8T00247.htm
初見の内容と言うことで,とりあえずGoogle検索をかけてみたところ,
大学全入時代,推薦・AO入試といった学力試験を課していない入試への批判,
学力低下,ゆとり教育への反動といった内容の記述か見られました.

自分自身,AO入試にて北大への入学となったので,AO入試やAO入試で
合格した人たちへの批判的な文言というのは単純に反感を覚えてしまいます.

ただ実際に,AO入試生と一般入試生で学力差が出ているというのは,
ある部分については認めざる終えないデータが出ているところもあります.

推薦・AO入試自体が悪いわけではなく,それを各大学がいかに運用していくか
という運用部分での不十分さのしわ寄せを,学生側に転嫁しているだけでは
なかろうかと思います.

九州大学ではAO入試で合格した学生の学力に問題があるからといって,
AO入試による募集を終了していますが,いったいどんな試験をしていたのでしょう.
私の受けた,北大理学部生物科学科(生物学)では,
午前:課題論文[英文(生物関係の文,文和訳,要旨のまとめ),
環境関係論述,生化学の基礎問題]
午後:面接[プレゼンテーション,質疑]
という内容でした.
同年代と一個上に限って言えば(それしか詳しい情報を知らないので…),
特に学習面での問題が発生しているということは聞いていませんし,
逆にいろいろな方向で各自がんばっていると思います.


筆記試験からだけでは分からない点を含めたトータルな選抜が,
推薦・AO入試なのであって,決して「無学力入試」であってはならない
ということを関係各所には自覚していただきたい.

九州大学ばかりをたたくのはあまりよろしくはありませんが,
AO入試の廃止理由に,学力問題を上げるというのは,
入試課ないし入学者選考試験に関係した人たちの
能力のなさを公言しているだけであるということに
気がついてほしいものです.


どんな崇高な理念の元に作られた制度たしくみであっても,
運用側が意図を十分に汲んで,実施していかなければ,
全く意味をなさない.また,理念の作成者側も,
運用側がしっかりと意図を汲んで実施していけるような
サポートないし指導をしていく責務があるのではいか
ということを改めて,感じさせるものでした.

2010/05/27

はじめに

みなさん,こんにちは.
「北の大地の教師の卵」ライターのkacchanです.

紆余曲折はあったものの,学部4年で卒業後,小学校の時から思い描いていた教職の道へと
進むことを決心したのが2010年3月.
となると受けるべき公立高校教員採用試験(北海道)までは,あと1年とちょっと.
教育実習へは1年を切った.

これまでもずっと自分の中ではあれこれと考えて,時々友人たちとアウトプットしあったりしてきた.
その集大成では全くないけれど,これからはどんどんアウトプットしていくことも大事だと思ったので,
blogを立ち上げた次第です.


どれだけの人の目に触れるか,どれだけの文章を書けるか(量,内容ともに)なんて一抹の
不安は無いわけではありませんが,綴れるままに綴っていきます.


もし,何か記事を読んでちょっとでも思うところがあったときには,コメントをいただければ幸いです.



2010/05/27 kacchan