2012/03/25

入力機器の新調。

先日,学位記授与式で札幌に行った帰りに,駅前のヨドバシにふらっと寄っていろいろ
物色してきました。
ちょうど,キーボードとマウスを新調したかったところだったので,札幌に来る機会も
今年は少ないと思われるので,出費のかさむ時期ですが,えいやと買ってしまいました。

Amazonでポチッとなするのもいいんですが,店舗で買うのはまたひとしおです。


マウスは基本的に,ロジクールのを好んで使っていますが,
ずいぶんと前からトラックボールに手を出したかったというのがあったのと,
机上のスペースが限られてきていることもあるので,今回は↓のトラックボールにしてみました。


まだ,数時間しか使っていませんが,なかなか良いですね。
パッケージに添付のユーティリティーがWINxpまでのやつで,WIN764bitだと動かないのが
残念でした。
webページ上ではWIN764bitにも対応したユーティリティーソフトが落とせるのに…。



キーボードの方は,サンワサプライから出ている,↓のものにしてみました。


こちらもまだ長文を打ったりはしていませんが,2,000円以下の値段の割に,
なかなかのタイプ感です。斉藤的にはなかなか好きです。
エンターキーをばしっとたたいても安っぽいうるささや,たわみもない感じで○です。



おそらく,自宅のメインマシン用というよりも,学校で個人に割り当てられるノートPC用の
入力機器となる予定です。
だって,どうせチープなタイプ感のキーボードとしょっぱいマウスなんでしょうから…。

諸々が決まりまして。

2012年度の諸々が決まりましたので,一筆ご報告でもしておきましょう。

3月ぐらいから十勝で酪農関係のお仕事をするとの話があったりしましたが,
産休代替ということで教壇にたたせてもらえることになりました。
3学年付,進路指導部,バスケ部の担当ということだそうです。

バスケットは基本的に球技得意ではない斉藤にとって最大の苦手競技だったりします。
まぁ,競技の技術指導をすることだけが顧問のお仕事ではないですし,
もう一人の先生もいらっしゃるようなのでなんとか頑張ってみましょう。

教科の方は,先日書いた新学習指導要領先行実施の影響を受けない,
2・3年生の授業です。生物系と化学系をあわせて3科目です。


いわゆる進学校というタイプの学校ではないので,
授業と日常や将来の職業とをどうつないでいけるかがカギなのだろうと思いながら,
シラバスを書き綴っている所です。


教員生活1年目ということで,

(1)根拠に基づいて仕事をすること
(2)生徒,同僚をよく観察すること

を指針として行動していきます。
(1)は,斉藤が北大の教職課程の中で感じ取った一番の重要どころと思っていることです。



「北の大地の教師の卵」というタイトルの「卵」部分を変えるか,外すかしようかとも
思ったのですが,響きがとても気に入っているので,しばらくこのままで。

これまでは,教育についてはいろいろと思うところなどが主でしたが,
2012年度は実践記録を少しでも記せるようにできればと思ってもいます。


2012/03/18

今春の入学生から高校理科は新学習指導要領準拠に.

平成21年(2009年)3月に示された高等学校学習指導要領(新学習指導要領)が,
今春から,数学・理科についてのみ平成24年度(2012年)入学生から年次進行で実施されて
いくことになっています.
新学習指導要領実施スケジュール(中学校・高等学校)
数学・理科ともに科目内容の再編成がされるなどで,一部ないし大きく内容構成が変化
しています.(関連リンク:高等学校の各学科に共通する教科・科目等及び標準単位数(PDF)(文科省),
高等学校学習指導要領新旧対照表(PDF)(文科省)

斉藤の専門であるところでいうと,「生物1」「生物2」は「生物基礎」「生物」となり,
「生物1」→「生物基礎」,「生物2」→「生物」と単純に対応せずに,「生物2」から「生物基礎」,
「生物1」から「生物」へ移動した部分が多々見られます.
斉藤としては,単元間のつながりがかなり分断された形になったように思うのですが….
今まで「生物2」のおしりにあって,進化の分野と選択性だった生態系の関係が,
「生物基礎」に入ったことで,せめて生物多様性の重要性をより多くの人がよりよく理解できる
ようになればと思います.

化学分野も有機化学,無機化学がすっかり「化学2」にあたる「化学」に配置され,
多くの人は「化学基礎」のみしか履修しないでしょうから,無機化学,有機化学を
学ばずに高校を卒業してしまうのです.
私たちの身の回りには,なんと多くの無機化学,とりわけ有機化学の恩恵があるのでしょうか.
そして,危険も.
よりいっそう化学分野が計算と式と記号のオンパレードの謎の学問になってしまうのではと
憂うのは斉藤だけ?


とはいっても,現場の教員としては,ひとまずは学習指導要領を読み解き,
それを根拠にして授業を作っていかねばなりません.意見はその上で言うことにしましょう.


参考:高等学校の新学習指導要領関係文書の集まった文科省ページ
     http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/1304427.htm



2012/03/16

授業のバックチャンネルをどう生かすか?

しばらく寝かせていたのですが,東大の中原さんのblogで取り上げられていた,
「ツイッターで授業中につぶやくこと」について,先日ある人と呑んだときにこれと少し
関係のある事柄について話したので,アウトプットしておきます.

 ツイッターなどで授業中につくられるもうひとつのコミュニケーションチャネルを、研究の世界では「バックチャネル」といいます。
 授業や講義がフロントチャンネルだとすれば、その背後(バック)で、もうひとつの情報チャネルが存在している。それが、いわゆるバックチャネルです。(NAKAHARA-LAB.NETより)

バックチャンネルを取り入れて授業の活性化をしようという試みは,PCCなんかでも
発表がされていた記憶があります.

手を上げたり,配られたプリントの所定の枠を埋めねばならないという強迫観念に駆られての
意見を述べることよりも,手軽に,気軽に意見や質問を述べやすいという意味では,
ツイッターなどが授業の中での生徒側からのフィードバックないし,生徒間相互作用をおこすための
ものとして,活用されていくことには斉藤も期待するところは大きいです.
とかく、今は、ツイッター万歳の風潮がありますので、人は「バックチャネルが活発化していれば、よい学びができている」と考えがちです。また、「バックチャネルがいまいちだと、個人の学習効果は低かろう」と類推します。(NAKAHARA-LAB.NTより)
この問いを考察するためには、いくつもの要因を統制する必要がありそうです。例えば、「個人が既にもっている知識量」と「個人が既にもっている情報処理能力」などです。(NAKAHARA-LAB.NTより)
中原さんの指摘にある所はおざなりにされているところのようですが,至極重要な視点だと
思います.「学習」という行為についての視点ではこの点がかなり重要なことですが,
そのほかにも考えるべきことがあるのではなかろうかとも思います.


それは,斉藤がツイッターを授業のバックチャンネルとし使うことに期待する一つの要素でも
あるのですが,先にも挙げた「手軽に,気軽に意見や質問を述べやすい」に関係した点です.
ツイッターはミニブログと称されることもありますが,ブログよりもかなり敷居が低いものだと
斉藤は認識しています.だからこそ,どうでも良いことまで気軽につぶやけるて,思わぬ所から
議論がわいたりするものなのだと斉藤は思っています.おそらく,多くの日常的にツイッターを
使っている人たちにとってはそうなのだとも思います.

そういう人たちにとっては,ツイッターが授業のバックチャンネルに入ってくることは,
「手軽に,気軽に意見や質問を述べやすい」 ツールが入ってくる訳ですから,
これまでのように手を上げてや指名されて発言してドキドキしたり,
ひとりで紙面に向かったところで書くこともそんなないであろうプリントの多きなコメント欄に
戸惑って書くことを放棄したり,テンプレート的なことを書くだけだったりすることからの
解放となって歓迎されることでしょう.

一方で,旧来式の方法を得意とする人たちや,ツイッターなどが日常使いのツールではない
人たちにとって,ツイッターなどによるバックチャンネルはかなり敷居の高いものになりかねない
とも考えられます.



結局の所,授業(学習)と日常が別け隔てられている所に一つの疑問を感じます.
友人たちとの中では活発に活動も話もするのに,授業(学習)となられば,
突然黙り,静かになる人を誰しも知っていることでしょう.
授業(学習)が日常ではなく非日常に分類される行為となってしまっていることを打開する,
一つの方策が,日常的なツールを取り入れること,日常的な作業を取り入れること
(または,その逆もあるかもしれませんが…)なのではないかと思います.

ただ,デジタルデバイドという言葉があるように,情報機器や情報サービスへの
日常での利用度合いは若年層でさえまちまちであって,
とりわけ公教育に導入される場合にはそういった点もふまえた授業デザインが
必要になってくるのかと思います.


多様化する学びの形に全員が同じ方向を向いて同じことをする今の日本式というのは,
なかなか厳しいのかもしれませんね.

引用元:NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: ツイッターで授業中つぶやくことは、「よい学習」なのか?

2012/03/15

金星と木星の最近接

2012.03.14は北半球の多くの地域で,金星と木星の最近接が良い条件で見られたようです.
今年は天文ショー年と言われるほどに年間を通して貴重な天文ショーが繰り広げられる一年
となるようですね.

せっかく十勝に帰ってきているので,十勝野と最近接で撮影しようと張り切っていたのですが,
三脚を厚岸に放置してきてしまっていたので,実家付近でさっと撮影.

Canon PowerShot S5 IS  (f=2.7, 15sec, ISO200)
ひときわ明るいのが金星,その左下に見えるのが木星とのこと.

先程ナショナルジオグラフィックのニュースページを見て知ったのですが,
金星と木星の近接は神成の頻度で起こっているので,それ自体はたいしたことじゃないけど,
今回は,条件的にかなり良いもので,こんな条件はあまりないとのこと.
「この2つの惑星は2年に1度くらいまずまずの接近をするが、金星が木星の手前を重なって通過する完全な合は、かなりまれにしか起こらない」。そのような完全な合が前回起きたのは1818年で、次回は2065年になるとギュク氏は説明する。
きちんと準備して撮影と鑑賞を楽しむべきだったと後悔しています....
一応今週中は見られるということらしいので,昨日見逃した人は是非今宵.
日没の方角を見上げれば誰でも簡単に目が行くほどの輝きですよ.



「金星と木星あんなに近づいちゃってぶつからないのだろうか.」と心配する人がいても
当然だと思うのですが....
2つの天体が天球上でほぼ重なって見える状態を「合」と呼ぶ。しかし、これは視覚的に近づいて見えるだけで、実際には今回の場合、金星は地球から約1億2200万キロ、木星はその7倍近くの約8億4400万キロ離れた位置にある。 
ということで,見かけ上近づいているだけで,実は全然近くない.
小中学校の理科で,太陽系の惑星は太陽を中心にほぼ同心円状の軌道をぐるぐる回っている
ということを学んでいるはずですけど,上記のような素朴な疑問が出ても良いのだと思います.
現れた疑問を知識とか考えを巡らすとか調べるとかしながら,解決する中で,小中学校で学んだ
ことが思い出されれば良いのかなと.

当たり前のこととか,そんな馬鹿なことあるかということに疑問視ができることって,
かなり重要な,貴重な能力だと思うのです.



引用文章元:ナショナルジオグラフィックニュース(日本語版)-今夜,金星と木星が最近接 2012.03.14
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20120314002&expand#title 

2012/03/06

北海道公立高校入試日ですね.

今日は,北海道H24年度公立高等学校入学者選抜試験日でございます.
あいにくのお天気ですが,受験生諸君は奮闘していることかと勝手に思っています.

昨年度までは,毎年中3生の家庭教師をしていたこともあり,それなりに気にしてこの日を
迎えておりましたが,今年度は家庭教師業もできずだったので,昨日車内のラジオで
話題に上っていてふと思い出させられたぐらいです.

16時頃からはテレビで解答・予想合格ボーダーの特番がやはり放送されるようです.
他の都道府県でもやってるんですかね?
web上や各学習塾での自己採点はあるでしょうけど,TVの特番が組まれるほどなんですかね?
センター試験のときは特にないのに不思議です.
まぁ,センター試験でこんな特番やったら,時間がかかって仕方がないでしょうが….

すっかりセンター試験2012の勝手に好評は流れてしまっていますが…
(一応,生物,数学1A,化学,現代社会は解きましたが…)
この春高校に入学する諸君がどんな入試問題を解いて入学してくるのかを
知るためにも一応問題にはざっと目を通してみようかと.


小・中学生にもケータイが浸透している時代ですから,
いつぞやの大学入試のようにケータイを使った不正行為が
(もちろんケータイを使わない不正行為も)起こらないことと,
受験生諸君の健闘をひっそりと祈ろうかと思います.



道教委のページで最終倍率などが確認できます(3/20までの公開だとか…).
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kki/

2012/03/02

北海道教採2012を振り返る.


教採関係の記事のアクセス率がやはり高いようなので,
改めて「平成24年度北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査」について
平成25年度受験に向けて振り返ってみようと思います.


【1次試験】一般・教職教養,専門(いずれもマーク形式)
24年度試験から,記述部分がなくなり,全てマーク形式となりました.
問題も例年より,易化したようで高倍率が予想される教科・科目の受験者には
より厳しい戦いになったもようです.
結果は,教養,専門共に8割越えの得点率となりました.

対策はセンター試験対策を模倣し,過去問5カ年分と教採対策の月刊誌「教職課程」の
各号の問題の反復という形をとりました.
家庭教師で高校受験生ばかりを担当していたことともあり,一般教養は芸術・音楽の
分野以外については,特別に対策するまでもなくで,教職教養に重点を置いて,
学習できたのが,本番の点数に結びついたと思われます.
参考書で一からしっかりと詰めていくよりも,過去問で演習をしながらやっていくのが,
よろしいようです.
一応,教職の授業とかいろいろ読んだ本とかでやや断片的な記憶があるわけですから.
それを,まとめ上げていく作業としても演習で繰り返して行くのがベターでしょう.
といっても,断片的にでも日頃から教職教養に関係した情報をインプットしている
必要性はありますが….

そもそも,そういう習慣は教職につくにあたっても,必要なことかと思うのです.



【2次試験】適性試験,教科等指導法に関する試験,個人面接,集団面接
「教科等指導法に関する試験」っていったい何なのだという,どういう試験か
詳しいことが示されないまま試験日を迎えたのですが,ほぼ予想通り,
指導案の作成が主たるものでした.
大問2つの構成で,一つが指導案,もう一つは高校理科生物の場合は,
生徒に実験をやらせる際の準備と方法,指示について答えさせる設問でした.
どちらにせよ,具体的に授業をイメージした指導案が書ければ対応可能な
形式というものです.
資料とかの持ち込みとかは不可なので,当該教科・科目の主要な部分については,
指導案を考えておくトレーニングは特に新卒組には必須でしょう.

個人面接は,模擬授業が含まれております.
試験官からその場でテーマが与えられ,13分で構想します.
斉藤は「理科総合B 遺伝」の導入の回という設定でした.
この写真を使ってと,3世代家族の集合写真が題材として渡されました....
渡された題材に固執しすぎない方が良いのかなと思いました.
与えられた題材をどう自分が得意とするアプローチにつなげるかということを,
考えるのが良さそうです.
構想した授業のどこか5分間をやり,質疑応答に移ります.
試験官は生徒役をやってくれる別けでもないので,斉藤はまとめの部分をやったのですが,
やったところよりも,やらなかった所について(当然か…),
どう進めるかとか,こういう発言を生徒がしたらどうするかという点を問われました.
他に一般的事項として教員を志望する理由,法令関係で法令・命令に従うことについての
見解を求められました.


集団面接は,いわゆる集団討論みたいなものでしょうか.
「体罰を防止するためにはどうしたらよいか,人権意識を醸成するにはどうしたらよいか」
というようなテーマでした.
新卒1人,期限付き・他県現職5人ということで,「私は今こうしています」の言い合い合戦に
なってしましました....
進行役などはグループ内で勝手に決めてやってくださいという形なので,
新卒は進行役をやってしまって,実践報告合戦にならない様に誘導していくのが,
出鼻をくじかれずに良いのかなと思います.
「教職課程」の課題論文添削コーナーでは課題論文が求めているのは,
実践の報告ではなく,近未来にどのようにするかを明確に示すことだとよく書かれています.
テーマが与えられて討議するという形という北海道の集団面接のでも,
同じことがいえるのではないかと思っています.
25年度試験ではそういう方向性で話ができるようにできればなと斉藤は密かに思っています.



どなたかの参考になれば幸いです.
コメント,メッセージお気軽にどうぞ.同志の方々頑張りましょう!!




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