2012/06/25

挑戦をしない子どもたち

近頃の子どもたちは,「夢」の大きさが小さくなったり,
そもそも持てていなかったりしているというのはよく言われていることだ。
実際,カテキョ時代からを含めて,これまで出会ってきた子たちの多くは
全力で向き合いたい夢というのを持っていないような印象を受ける。

このことについて,先日生徒のインターンシップ先を巡回指導した際に,
とある方とのお話しの中で,一つの答えを得たので記しておうと思う。

その方曰く,「大人たちが,小さい頃から子どもの夢の芽をつぶしてきている」と。
「スーパーマンになりたい」,「弁護士になりたい」,「医者になりたい」。
そう子どもが行ったとき,思わず親は,「あなたがなれるわけない」と思わず
言ってしまうことで,子どもの夢の芽がつぶされる。
そういった経験を重ねた今の子どもたちは,昔の子どもたちのような「夢」を
もったり,口に出したりすることができなくなっているのだろうと言うのだ。

子どもたちが挑戦をしてみる権利さえ与えられない状況にある。
そんなことでは,頑張ることができない,あきらめがちな子どもたちが現れるのも無理はない。


「どうせ無理」,「俺にはできない」といった気持ちを持った子たちが,
とりわけ入試点数の低い高校には多いのではないかと推測する。
高校入試の段階で,「勉強」に躓いている彼らには,躓いていない子たち以上に,
挑戦してみる権利を与えられない環境が多かったに違いなかろうと思われる。

スモールステップによって,「自分にもできるかも」という自信を付けさせ,
大きな目標へ向けて進ませるという方法もあるが,スモールなステップでさえ,
踏めない子たちにどう平坦ではない道を歩かせるべきか。大変悩ましい。




今の自分にできることは,とにかく話を聞くこと,そして訴えかけ続けることと思う。
人が変化するキッカケは,なかなか訪れないが,至極単純だったりするものだし。

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