ちょっとしたご縁があって,本日講師としてお招きいただきました。
サイエンスショーは,管内の高校教員チーム(ジッケンジャー),札幌青少年科学館,
帯広児童会館の3団体が演示を行いました。
ジッケンジャーは,液体窒素を使った実験。
風船に入れた気体を冷やしたり,バナナ・キャベツ・ゴムチューブ・ソフトテニスボールを
凍らせてのパフォーマンスとなりました。
液体窒素充填中 |
札幌青少年科学館さんは,酸化還元反応を利用した,色水の変化を,2人の絶妙な
掛け合いで進行させながらのパフォーマンスとなりました。
こういう活動を専門にやられているだけあって,うまいものだなと。
最後に消えたメッセージを表させるシーン |
帯広児童会館さんは,大気圧でペットボトルや空き缶,一斗缶つぶしというものでした。
暖めて,蒸気を出して,ふたをして,水をすぐかけて冷やしてというのではありませんでした。
暖めて,蒸気を出して,ふたをしてまでは同じなのですが,そこからはしばらく静置。
自然と冷えて何もしていないのに,バキバキとペットボトルなどがつぶれていく様子を
静かにじっと観察するというのも,なかなかのドキドキ感で面白い見せ方だと思いました。
最後には,みんな大好き空気砲。空気の輪ができるのがきれいに見えました。
20mくらいは失速しながらも,空気の輪が維持されるのには驚きました。
ペットボトルつぶし |
空気砲 |
斉藤は見てただけです(笑)。
続いて,ブース毎のドキドキ科学教室。斉藤はこちらへの出展でした。
ジッケンジャー(斉藤もこのくくり)4ブース,青少年科学館1ブース,帯広児童会館4ブース,
帯広畜産大学2ブース,釧路工業高等専門学校1ブースの計12ブース。
斉藤は「磁性スライムの不思議」ということで,ちびっ子に大人気間違いなしの
スライムのちょっと変化版。(高校のときに学校祭のクラス展示でやったのが懐かしい。)
スライムの中に,鉄粉(砂鉄)を混ぜ込むことによって,磁石に引き寄せられるスライムが
できます。
スライムが硬すぎたりするとうまく引き寄せられないので,固さの調節がポイント。
飽和ホウ砂水溶液を加減しながら入れていかないと…。
ほとんどの児童が上手に作って行ってくれました。
写真を撮ろうと思っていましたが,120人が2時間20分で12のブースをまわるという形式
だったので,入れ替わりが激しく一息も付けず,写真なんて撮る余裕はありませんでした。
本当は他のブースもちょこっと見に行きたかったのですが…。
児童たちにも140分で12ブースをまわりきるのはつらかったようで,まわれなかった子
たちのために,閉会式をやっている裏で,お手伝いに気くれていたPTAの方々などと
スライムの大量生産と小分けをするという珍事(!?)もありました。
自分で作るからいいのにな,スライムってと思って居たのは斉藤だけでしょうか?
ジッケンジャーとして参加された先生方と札幌青少年科学館方と,
お弁当をご一緒しながらプチ情報交換会。これから使えそうなネタを聞けたので
とても勉強になりました。ありがとうございました!!
短時間で質の高い体験をさせるためにはどうしたらよいかをもっと考えねばと,
いうのが今回のドキドキ科学教室の反省点。
来年3月ぐらいまでで,管内の別の小学校3校でも同じような催しがあり,
また出展させていただく形となりそうなので,次につなげていきたいと思います。