まだ2ヶ月しか経っていないのかというような印象を受けます。
校務の方で忙殺された感のあるところも少しはありますが,
それよりも環境の違いに新鮮さを感じる毎日だったからでしょう。
とかく大きいのは,見知らぬ植物,見知らぬ鳥のオンパレードということ。
気候の違いが如実に出ているのだなと感じます。
お近くの黒松内町は,温帯域で生育するブナの北限地としても有名。
家の近くの線路をJR貨物の車両である,RED BEARが良く通過します。
昨年も線路近くの家でしたが,JR貨物の車両は夜にたまに見かけるぐらいでしたが,
ほぼ毎日見ている気がします。
通勤時間帯と,RED BEARの通過時刻が近いのもあるのでしょうが,
本州と北海道を陸路で結ぶところの入り口なので,よく見るのかな-とも。
鉄道車両もメカメカしくて好きなのですが,夜中に聞こえる走行音は,
あまりいただけないですね…。
まぁ,しっかり日中活動していれば深い眠りの中で気がつくこともないのでいいのですが…。
たぶん,道南だからというよりはとった場所の関係だと思うのですが,
先日学校近くのため池から採水した淡水プランクトンを観察したところ,
ミジンコに似た生物のバリエーションが去年よりもいろいろ見られました。
おかげで,一部の生徒はミジンコに夢中になってくれた。
(本当は,ケイ藻とか緑藻とかを一生懸命見てほしかったのだけど…
思いっきり動いてるミジンコたちの方が好きだよな…。ケイ藻とか緑藻のおもしろさを感じてもらうには,
一工夫したしかけを用意しないとだなと,大いに反省。)
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カイミジンコ類(ウミホタルの仲間) 水中を浮遊するように泳ぐミジンコ類と異なり,水底を 泳ぐ様な様な動きをする。 |
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ミジンコ(種不明) 背中の育房には卵が二つ。 |
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ケンミジンコ(カイアシ類) |
昨年はケンミジンコばっかりで,みんなが想像するであろうミジンコの形のやつは,
大学時代から飼い続けていた,オオミジンコを見せられただけだったので,
今年は大収穫というところでしょうか。