2013/08/14

HOLUX Wireless GPS Logger M-241を買いました。

 ついに手を出してしまいました,GPSロガ-。
スマホでもいろいろやりようはあるのですが,バッテリーのこととかもあるので,ロガ-の方がいいかなと。これから本格的に授業とか環境教育のなかで,空間情報も含めての実習をしようと企て始めているところというのもありますし。
 GARMIN ハンディ GPS eTrex 10 のようなハンディGPSのほうが,ポイントも打ちやすいし,地図も見られるしで良いように見えるのですが,M-241の方がよいことがあるんです。ラジコンヘリとか気球とかで空撮するときに,ラジコンヘリや気球の飛行経路をとるのには,小型なM-241でないと,ラジコンヘリとかにくっつけれません。

 ちなみに,競合製品として,アイオーデータから販売されているI-O DATA 旅の思い出の足あとを楽しむGPSロガー GPSLOG
というのもあります。中身としては,M-241cのようです。Amazonだと1500円ほどお高いので,斉藤は,HOLUXの方にしました。が,Amazonの販売発送ではなかったので,送料含めて,6238円と,結局500円ばかししか変わらないことになってしまったのですが…。黄色いボディの方がかっこいいからいいんです…。

 さて,トラッキングログをPCに転送するときなのですが,USBケーブルを使わずともBluetoothで転送ができるというので,これを早速試してみたら,罠にはまりました。Bluetoothでの接続で引っかかるといえば,斉藤的にはペアリングコードです。今回もこれにやられました。


 どれだ?となるわけで…。クイックガイド的な紙切れには,ユーザーガイドのP29 を見たらわかるよと書いてあるのに,ユーザーガイドがPDFですらないという…。ひとまずペアリングコードなしでやってみると一応Windows的にはつながった体になりました。そこで,公式のログデータ取得ツールHoluxlogger Utility_1.1.0.48での接続を試みると,ペアリングコードを入力しなさいと怒られました...。
 Google先生にお伺いを立ててみると,ペアリングコードは「0000」で良いらしいことが判明...。
入れてあげたら,素直につながりました。

さすがに,本体のファームウェアは最新版にちゃんとなっていました。
 ちなみに,COM Portを選択するようになっているのですが,斉藤の環境下では,Auto Detectははたらかず,デバイスのプロパティからCOM Port番号を調べて,手動で設定してあげル必要がありました(何のためのAuto...)。

 とまぁ,PCとの接続も何とか終わったので,いろいろと遊んでみたいと思います。



■参考
 USBのドライバやファームウェア,ツールのダウンロード(メーカーページ)
  http://www.holux.com/JCore/en/support/downloadCenter.jsp
 バンドルソフト「Holux ezTour for Logger」のダウンロードページ
  http://market.holux.com/Software/SU/

2013/08/12

『平成25年度3月実施公立高等学校入学者選抜実施状況報告書』(道教委)が出ました

久々に道教委のwebページを開いたら,8/8付けで,『平成25年度3月実施公立高等学校入学者選抜実施状況報告書 【高校教育課】』というのが公開されていました。
どんなものかと思って見てみると...
 ・出願者の状況
 ・学力検査結果の概要
 ・学校別受検者数及び合格者数
 ・学力検査問題等研究協議会における主な意見
 ・学力検査問題正答表
 ・学力検査問題領域別正答率
がまとめられたものでした。出願者数や合格者数とか定員割れの状況とかも,興味深い数値ではあるのですが,学力検査の概要にある,教科別の得点分布と,学力検査問題正答表(問題別の正答率),学力検査問題領域別正答率に注目してみました。

 まずは得点分布です。理科・英語は,比較として掲載されたH24年度の傾向と大きく異なったようです。

得点分布(理科):下位層にピークがあったのが,中位層にピークがシフト。
得点分布(英語):理科同様下位層から中位層にピークがシフト。
 ちなみに,国数社は,H24もH25も中位層にピークがある形におおむねなっています。理科も英語もH24年度よりも1~2点平均点も上昇しています。底上げが図られたと喜んでいいところなのでしょうか。問題別の正答率なんかも見てみましょう(理科の先生なので理科だけでご勘弁...)

 理科は,第1問~第5問までの大問5題での構成なのですが,他の大問に比べて小問毎の正答率が高めなのが,第1問。いわゆる小問集合の類いのもので,物化生地の4分野の基礎問題が1問ずつの出題でした。
問題は,http://www.koukou.hokkaido-c.ed.jp/gakuryokukensa/gakuryoku.htmlで見られます。
 どの問題も7割を超えているということで,ここの12点分ができていると下位層からの脱出となる問題だったのでしょう。実際に問題を見てみても,中学理科の基礎の基礎といえる問題ばかりです。l中学校の基礎の部分があやしい高校生も多く見られる昨今としては,嬉しい話題。
 一方で,第2問~第5問を見てみると,7割を超えている問題が激減。第2問においては,すべての小問で5割未満の正答率となっています。第2問は化学領域の,密度に関わる出題でした。やはり中学生の多くにとって,密度は難解な部分のようです。高校生でも苦労するところではあるのです。(「単位~あたり」という表現に異常に弱い…。)
 さて,第4問が生物領域だったのですが,第2~5問の間では小問毎の正答率は高めです。何となく取っつきやすかったり,さらっと覚えればおしまいというのが,その要因でしょう。第4問の各小問の正答率は,ほぼ6割越えのなか,唯一3割代なのが,次の問題です。

http://www.koukou.hokkaido-c.ed.jp/gakuryokukensa/gakuryoku.html より
 さて,みなさんわかりましたでしょうか。
正答は,「ウ,きたない水の指標生物の個体数が, 地点Q,Rが0であるのに対し,地点Sで最も多くなっているから。」となっています。各採集地点の位置関係と,指標生物の出現状況をまとめた表の数値を適切に結びつけられるかが,ポイントとなる問題です。(別に表と地図に分けなくたって,GIS使えばステキな図にまとめられるのだろうにとか思ったりするけど...)
 表面的に用語を覚えるだけの勉強しかしていないと,こういった類いの生物領域の問題には全然対応できないのです。生物が暗記科目と罵られる日が来なくなることを夢見て,がんばろうと改めて思わされました。



この報告書って,毎年出されているのだろうか…。いままで存在知らなかったけど…。

2013/08/10

STAEDTLER Textsurfer gelを使い始めました

 前々から気になっていたのですが,先日東急ハンズに行ったときにとうとう買ってしまいました。固形タイプで裏写りしない蛍光ペンのSTAEDTLER Textsurfer gel(ステッドラーテキストサーファーゲル)。裏写りしないという大きな特徴の他に,文具マニアの間では,絶妙な書き心地がすごいと話題になっているもの。


ラインナップされているイエロー,ピンク,オレンジの3色すべてを購入しました。

キャップを開けたら,半透明なちょっぴりきれいなペン(!?)先が出現。質感はどことなくクレヨンっぽいです。線を引っぱってみたら,クレヨンよりも引っかかり間というか重い感じがなく,すんなり引ける感じ。何とも表現はしにくいですが,あえて言うなら,「ぬらぬら」という感じでしょうか...。

 確かに評判通り,薄い紙でも裏写りは全然しません。が,斉藤の筆圧のせいなのか,線を引いたときに微妙に固形のカス様のものが出てしまい,それに手が触れるとのびてしまったり,重ねた紙についてしまったりします...。
ついでに,強い筆圧をかけてしまった場合のことをいうと,通常の蛍光ペンよりはペン先がしっかりしているので,ペン先がダメになりそうにないです。筆圧が高くなりがちな斉藤としては個人的に嬉しい点です。

 2009年には国内で販売されるようになっていたようで,すでに4年もたっているのかと思うと,今まで使っていなかったことを残念に思うほど,好みな筆記具です。どのくらいの期間で1本使い切ってしまうか...。書き物はそれほど多くないですが,マーキングは結構するのを考えると,案外すぐに使い切ってしまうのかなと思ったり。





製品情報をググってたら,Youtubeに紹介動画がありました。





2013 PC Conference in Tokyo Univ.に参加してきた

出張続きで落ち着いてまとめる暇もなくすっかり遅くなってしまいましたが...。



2年ぶり3度目のPC Conferenceに参加してきました。
 2009(愛媛),2010(仙台)と参加し,2011(熊本),2012(京都)は教員採用試験と時期がかぶったため参加できずでした。

 2009,2010は,大学生による大学入学生のためのPC講習会を企画・運営している人として参加していたので,他大学のPC講習会の様子や大学生・高校生のITスキル実態調査といった,PC講習会の企画・運営に関わるものを中心に分科会は聞いて回っていました。
 2010は発表したりなんかもしました。

 教科情報の教員でもない斉藤が,PC講習会の企画・運営から離れたのにも関わらず,私費で参加することにしたのはなぜか。
 (1)ICTを活用した授業のトレンドを感じられる
 (2)様々な背景の人があつまるというおもしろさ
 (3)継続して参加してこそ見えてくるもの,得られるものもある
という3点です。

 (1)はwebでもある程度は拾えるとは思うのですが,出始めの情報から廃れはじめまで,ごった煮な感じにどうしてもなってしまうので,こういった集まりでどんなものが話されるかというのは,一つの指標になるのかなと考えています。必ずしも,現在のトレンドだからいいものだという訳ではないですけど,いろいろな人が試してみてどうだったかとか,それを踏まえてこれからはこっちだろという方向性を示してもらえるのなら,わざわざ自分で試行錯誤する必要もなくなるので,よいかと。
 と書くとあらぬ誤解をする人もいるかもしれないけれど,個々人が同じような試行錯誤を何度もするのって何とももったいないじゃないですか。時間は有限な訳だし,それぞれとしては,主専門の領域(斉藤なら理科(生物)教育)にやっぱり時間を費やしたいわけですしね。

 (2)は,人とのつながりということも含めてのメリット。異分野の人とのつながりを得られるというのは,そうそう機会として多いわけじゃない。一方で,何か新しい試みをしたりするとには,異分野の人のアイディアがとても参考になったりする。とつくづく斉藤は感じた今年の夏休み前半でした。

 (3)は,斉藤もこれで3回目という程度なのでまだまだですが,何事も継続は力なりというますし…ぐらいなところですが。今後への期待も含めていたり。


ということで,来年も是非参加する方向で考えています。 なにやら,来年は札幌で開催のようなので,移動はずいぶんと楽だな-。せっかく広い意味で地元開催なのだし,イブニングセッションなり発表なり,なにかしら考えようかなと思ったり。

2013/08/09

第56回北海道高等学校理科研究会小樽大会(全道大会)に参加してきた

出張続きで落ち着いてまとめる暇もなくすっかり遅くなってしまいましたが...。

 7/31~8/2で開催された第56回北海道高等学校理科研究会小樽大会(全道大会)に参加してきました。PCC2013(8/3~5)へも参加したかったので,8/1~2で行われた巡検の部分は参加せず,7/31の全体会・分科会(生物)・教育懇話会と8/1分科会(生物)にのみ参加してきました。



ニシンの大群襲来で白濁する沿岸-群来

 小樽といえば(!?),ニシン御殿(!?)が有名でしょう。20世紀初めに隆盛を極めたニシン漁で得た富を象徴する豪華な木造建築物。小樽水族館近くにある,小樽市ニシン御殿には,免許をとって初めてのドライブで訪れたなと思い出したり…。
 そんなニシンもぱったり捕れなくなり,資源回復事業によって徐々にここ数年で回復しつつあるようですが,まだまだ,隆盛期に比べれば数十分の一だとか。資源回復の難しさを感じます。
 そんな中でも,「群来(くき)」と呼ばれる現象がみられるようです。沿岸域に産卵にやってきたニシンの雄の精液によって産卵場一帯が白濁する現象を,「郡来」というそうです。2010年に群来が小樽に来たときは下のようになったようです。確かに真っ白。今年も来るようなら生で見てみたいものです。
速報・・ 今年も群来たぁー・・・・・の画像 - 新高島より  http://blogs.yahoo.co.jp/otarugyo/GALLERY/show_image.html?id=32661959&no=0


新学習指導要領(高校理科)実施2年目で見えてきたこと

  新学習指導要領に変わり,とりわけ生物分野で内容の取り扱いが大きく変化しています。生物の分科会でも,「新学習指導要領になり…」という枕詞がよく使われていました。
 斉藤自身は生態学よりの背景の人なので,生態学関係の分野が必須分野になり,「生物基礎」「生物」の両方にまたがり,多くの生徒が学ぶようになることを大変嬉しく思っています。
 一方で,分子生物学の分野も内容がかなり高度化しています。オペロンの話が教科書本文に載っていてびっくりしました。
 生態学関係の分野については,フリーのツールや100円ショップにあるもの,学校周辺の自然を使って,そこまでコストをかけなくても実習を組み立てられます。一方で,分子生物学の分野となると,機材やら試薬やらで結構コストがかかります。SSH指定校でもなければ,厳しいかなと…。そんなことを反映してか,分子生物学分野の部分について教科書では,「実験・観察」の代わりに「思考学習」というのが用意されています。
 具体物を扱って何かする経験が減って,単純に情報を覚えているだけの傾向が強くなっている現代っ子達を思うと,なるべく分子生物学分野についても多くの生徒実験を取り入れたいところ…。乱暴な言い方をすれば,思考学習なんて自分の家でもできる。学校だからできる経験は学校ではさせてあげたいなと斉藤は思う。
 そんな思いは一定の数の理科教員では共通しているのか,低コストでできる分子生物学系の実験器具の開発のお話がありました。普通に買えば3万円ばかしの電気泳動槽が4000円で作れるそうです。あとは,備品としては,1本3万円ほどのマイクロピペット(JIS規格正式名称は,プッシュボタン式液体用微量体積計なんだとか…へーが何とかできれば環境としては,ある程度の実験はできそうなもようだが…。マイクロピペットを使わないで(1mL駒込ピペットぐらいの精度で)DNAとかタンパク質の泳動とかの実験やる方法はないものだろうか…。





参考
第56回北海道高等学校理科研究会小樽大会 公式ページ
 http://www.hokuriken.hokkaido-c.ed.jp/zendo/13otaru/nittei.html

マリンネット北海道 (※北海道立総合研究機水産研究本部の各種業務紹介ページ)
 http://www.fishexp.hro.or.jp/cont/marine/index.html