2013/09/29

新しい教育用語(!?)「コア」とやら。

 「初等中等教育分科会高等学校教育部会の審議の経過について~高校教育の質保証に向けた学習状況の評価等に関する考え方~」なる資料が公開されていました。
 今年の初め(1月)に出されたもののようですが,全くお目にかかっていなかったので,読んでみました。先日の研修で「国の施策についてもアンテナを張っておくように」といわれたことですし。


ひとまず目次から

1.高等学校教育部会における検討の背景とこれまでの検討経緯
 (1)近年の教育政策の中での高校教育に関する提言
 (2)高等学校教育部会の設置と検討の開始等
 (3)高大接続に関する諮問と特別部会の設置
 (4)高校教育の質保証に関する検討
2.高校教育の質保証をめぐる現状と課題認識
 (1)高校教育を取り巻く現状と質保証
 (2)質保証・向上に関するこれまでの取組
 (3)課題認識
3.全ての生徒に共通に身に付けさせる資質・能力(「コア」)についての基本的な考え方
 (1)「コア」の範囲
 (2)「コア」の要素についての捉え方
 (3)必履修教科・科目等と「コア」との関係
4.高校教育の質保証に向けた評価の仕組みについての基本的方向
 (1)全ての生徒に共通に身に付けさせるべき「コア」と評価
 (2)基礎的・基本的な知識・技能と思考力・判断力・表現力等の評価

1.,2.,のあたりは昨今よく言われているところを端的にまとめてくれています。この辺はさすがというところです。(近々教員採用試験受ける人は是非一度読んどいてもいいのではと。もちろん現役の我々教員も今一度読んでおいていい資料な気がします。)

さて,この資料で注目したいのは,3.で現れる「コア」という言葉です。資料によれば,

「全ての生徒に共通に身につけさせる資質・能力」 = 「コア」

なんだそうです。
「コア」の要素は,生きる力(知・徳・体)の三領域すべてに含まれるものであるそうで,これについて親切に図解してくれています。
資料p15より
「コア」の要素を含む資質・能力の重要な柱として次の2つのものが考えられているようです。
 ●社会・職業への円滑な移行に必要な力
 ●市民性(市民社会に関する知識理解、社会の一員として参画し貢献する意識など)

「今」の高校段階としては確かに重要なことだなと思います。
高校で勉強する各教科の内容なんて,学ぼうと思えばいくらでも学校の外で学ぶために必要なモノとか機会がある。
カタリバ大学 第54講「『大学に行く意味って何?』会議」
でも問題視されるように,大学に通う意味がこれまでと違うに思えてきている。今はまだまだ大学の話かもしれないけれど,これはいずれ高校に降りてくると斉藤は感じている。
そんなとき高校へ通って勉強することの意味をどこに見いだすか。斉藤は,今回取り上げた資料で中教審高校部会が挙げた,「コア」の重要な柱を育成することにあると思う。それって,学校という小さな社会の中でだからできることなのかなと思う。

 教科のことはこれまで通り,科学的に社会を見る目を大切にがんばってかなきゃと思いつつ,生徒会が教員の下請けではなくて主体的な活動になっていくように指導していかねばいけないと改めて腹をくくった。




 ところで,この「コア」って言葉いつから現れたのでしょう。同資料の末尾についている別紙の『高等学校教育部会における「課題の整理と検討の視点」<概要>』(中央教育審議会初等中等教育分科会高等学校教育部会(第11 回)(平成24 年8 月10 日とりまとめ))に記載があるので,少なくとも昨年8月には現れた言葉のようですが…。


■資料
初等中等教育分科会高等学校教育部会の審議の経過について~高校教育の質保証に向けた学習状況の評価等に関する考え方~:文部科学省
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/047/houkoku/1331803.htm

2013/09/15

iPhoneから更新してみる。

iOS用のbloggerアプリをiPhoneにインストールしたので、試しに更新してみます(^O^)
変換候補を展開した時の挙動が怪しい…。
きちんと展開されない。
いかにうまく変換できるが問題だな。

画像貼り付けテストを兼ねて、先日やった薄層クロマとグラフィーの結果でも貼ってみましょう。

左がワカメ、右がサクラ。

2013/09/10

身のまわりの微生物の培養実験に挑戦!


 現行学習指導要領(いわゆる旧カリ)な3年生達の生物2の課題研究の一つとして,
微生物についての課題研究を取り上げることにしました。
生物の系統分類のところで細菌の話をしたときに,きれいっぽく見える手のひらや
身のまわりには,細菌類がうじゃうじゃいるのだよ,なんて話をしたらどれほどいるものか
興味をずいぶんと持ってくれたので,取り上げるに至ったわけです。

が…。クリーンベンチなんぞない,圧力釜とかいう名の昭和レトロなオートクレーブ,
プラスティックシャーレなどなどを買う予算なんぞない…。
と暗雲しか立ちこめてませんでしたが,なんとかあるものなどで動き始めました。



僕らには「おまじない」がついている!

 クリーンベンチの中でできた方がいいけど,そうでない時は…な方法として,
大学の学生実習でも使った「おまじない」でシャーレへの寒天培地の分注をしました。
ガスバーナーの火をつけてその近くで作業すれば,上昇気流が生じているから,
落下してくる微生物が混入しないという技。
 純粋な(!?)大学生だった斉藤は,すばらしいアイディアなんて思ったような気がしますが,
TAの人だか先生だかが,「まぁ,おまじない程度ですけどね」と言ったときには…。
それ以降,この手法は斉藤の中で「おまじない」と名付けられたのです。

培地に分注スペースにおまじないしている。
なんと,2台も使ってしっかりおまじない。

肉エキスとかコンソメでよくない?

 しまった,培地を何で作ろうか…という大きな壁にぶち当たりました。
寒天は,食品用のでも良かろう。組成をどうしたものか。肉エキスとかなんだとか
買うような予算はない…。
 と思案していたのですが大学時代の某友人(コッチ系を使う人)に尋ねたら,
「かつお出汁の素とかでいんじゃね」とかいわれた。
なんかいろいろ混ざりすぎてないだろうかと心配した斉藤をよそに,彼は続けた,
「いや,そのなんかいろいろ入ってるのが,きっと,ちょうどいいんだよ」と。

 出汁の素は残念ながら余ってなかったので,我が家で古くなって湿気を吸って
残念な状態になったコンソメスープの素が放置されていたので有効活用してみました。
 果たして,大丈夫か…。

名付けて,「CSM培地(ConSoMme培地の略)」



現状としては,培地の製作まで終了したところ。
明日は,いよいよ植菌。はたしてうまくいくのか…。
何かしらは増えるだろうけど。なかなか出なかったら出なかったでおもしろいのでよかろう。
失敗も研究のうちということで。



つづく?

■2013.10.01追記
無事,植菌をして,38℃で3日間ほど培養しましたところ,
コロニーのでき方(色,形)から5~7種類ほどの微生物がいたことが確認できました。
真菌類なのか細菌類かや,いったいそれが何かの判別までは至らずに終わって
しまったのが残念ですが,消毒した指先を押しつけたプレートにはコロニーがなく,
消毒してない指先を押しつけたプレートには,コロニーが現れたなど,予想通りの
結果が出てきたのは良かったかなと。
少人数の選択授業の中で自由研究的に,いろんなところの微生物を採集して,
培養してみたというところで,生徒達は満足げだったのは大変よかったかと。
機材とか手技的なところと,生徒の学習レベルがより高ければ,ここからさらに深めて
いけると探求活動(課題研究)としての目標達成にはよいのでしょうが…。
現状的にはひとまずここまでなのかなと…思ったり…。

【備忘録的な】物理情報数学Cの講義動画がわかりやすい。

全然自分の専門の分野ではないけど,youtubeで明快な講義動画を
偶然に見つけてしまったので,思わず見続けている今日この頃。
たぶんすごくやわらかい表現に言い換えているのだろうなと勝手に想像。
まぁ,細かいところまで完璧に押さえようとおもって見てないという自分の
気の持ちようのところもあるかもですが。
































なんだか,慶応の講義動画がよく自分の感性にしっくりくる気がするのはなぜか…。