2014/12/20

【備忘録】早寝早起き朝ごはんフォーラムinほっかいどう に参加して

 PTAの研修会の一環として、「早寝早起き朝ごはんフォーラムInほっかいどう」に参加してきた。CMとかでよく、川島隆太監修の〜でお馴染みの脳科学者 川島隆太氏が基調講演で話をするというので、生物やさんとしては行かねばと思って手を上げたのである。それに、ICTとか食育ってのも斉藤的には関心領域なのでとても良い機会ということで、ワクワクして手を上げたはいいが、いろいろなことがかぶりまくっていてバタバタな中での出動となったのであった…。

以下、備忘録的なまとめ。
不意に、科学教育頑張らないとって思わせてくれた今回のフォーラムだったりもする。

■基調講演
「生活習慣と子どもの心身の発達 ~脳科学から見るネット社会の影響~」
東北大学加齢医学研究所 所長 川島隆太 氏

 東北地区で行われた大規模調査の結果を主に使って、スマートフォンやデジタルメディアが子どもの学力・体力に与える影響を脳科学の視点から、歯切れよくバッサリと、ショッキングに語られました。あまりの切れ味の良さに、講演後には、すっかりスマホやデジタルメディアの類は、全世界市民から憎まれるべき悪役ぐらいのレベルのものだと思わされてしまった人が多かったのではないかと斉藤は憂いています。
 彼はあくまでも脳科学者としての視点から、スマホやデジタルメディアが「脳」に与える影響を語ったのです。誤解を恐れずに、歯切れよく科学的っぽくデータを提示していったのです(それほど科学に強くない人たちにもメッセージが伝わるように)。「スマホやデジタルメディアに接する時間が長くなっていて子どもたちは危険な状態だ。それにその親たちも」という警鐘を強く鳴らすために。
 と、斉藤は解釈しておきたい。そうでないならば、ちょっと言い過ぎ感が否めないお話だった。
 でも、言い過ぎるぐらいしないとならないぐらいに、子どもたちは、スマホやデジタルメディア漬けになってしまっていて、ある種の大人たちにとっては貴重な市場となってしまっている。また、今、小学校低学年以下の子どもを持つ親世代のスマホやデジタルメディアへの依存度が大きく、それが子どもたちの健全な発育を阻害しているということもある。
 どこかで一度聞いてからしばらく聞いていなかった、「サイレントベビー」という言葉が出てきていた。授乳時に母親がスマホなどの画面を見ていて、子どもの顔を見ない(子どもと目線を合わさない)。そうやって育っていった子どもらは、他人の感情を理解することが苦手な傾向になる。学習や身体的な発達に問題はないが、他人の感情を理解したり、察したり、思いやったりすることが難しい。川島氏は一種の発達障害だと言えそうだ、今の小学校1年生などで起きている学級崩壊にはそういった子どもたちが少なからず影響しているのではないか、将来彼らはきっと年金を払ってはくれないだろう(他人を思いやれないのだから)と川島氏は話していた。
 ここ十数年で一気に発展してきたIT技術やらデジタルメディアの世界。中長期的な影響を考慮した付き合い方を考えていかないとならない時期に来ているのかな。

 とデジタルメディア絡みの内容が8割ぐらいを占めていて、斉藤の興味関心ともあいまったし、ある意味過激だったのですっかりそっちばかりに気が取られたけど、食事の話もしていた。
 「朝ごはんを食べよう」というスローガンを掲げるのではなく、「しっかり朝ごはんを食べよう」というスローガンにもう変えていい時期だと話していた。というのも、午前中脳をフルパフォーマンスで働かせるのには朝食が重要だというのは随分と言われ続けているせいか、調査をやると9割ぐらいの子どもたちが何かしら朝食はとっているのだそうだ。だけど、パンだけとかご飯だけというおかずのないパターン、つまりバランスの取れていない食事のことが多いのだとか。単純に脳の活動エネルギーとして必要なブドウ糖を摂取するという意味では、パンだけでもいいのだけど、それだけだとブドウ糖代謝がうまくできない。だから結局、朝食を取らないのと対して差がない結果になってしまうのだと。だから、「『しっかり』朝ごはんを食べよう」というスローガンにしなければならないのだと。

シンポジウムもあったけど、基調講演ほどショッキングさがなかったので、割愛。

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関連リンク
・早寝早起き朝ごはん全国協議会
  http://www.hayanehayaoki.jp
・フォーラム開催案内のページ:北海道教育委員会
  http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/sgg/forum.htm

2014/10/13

「中高生を中心とした子供の睡眠習慣に関する科学的知見の整理分科会(第1回)議事概要」を読んで

 「中高生を中心とした子供の睡眠習慣に関する科学的知見の整理分科会(第1回)議事概要」とやらが文部科学省のページで公開されていた模様。配付資料については,ちょっと興味深いので,時間を作ってちゃんと読もうかと思うけど,7.討議(委員の主な意見)の欄で気になった意見がいくつかあったので,備忘録がてらコメントしてしまおう。

○睡眠授業の効果を生徒に定着させるには、まず学校側がその必要性を理解すること。年に一回は講演会などを開いて、睡眠の大切さについて理解を深める。
 生徒への啓発は、5月の連休明けや、夏休み明けなど、リズムが崩れやすいタイミングで実施するとともに、保護者が学校へ来る機会を利用して、子供と一緒に、睡眠や基本的生活習慣についての話を聞いてもらうと、家に帰ってからそれが家族の話題になる。知識教育をきっかけとして、家族一緒に睡眠や基本的生活習慣について考える機会をもてるようになるとよい。
 保護者や教員もそうだが、養護教諭、心理職等の専門職への教育というのも必要である。専門職の間でも、メンタルヘルスと体内時計のリズムに関連があることは意外と知られていない。
「睡眠」が日中の生活を正常に送るために重要な事柄であることは,たしかにないがしろにされているところはある。そもそも,教員自身が多忙を理由に睡眠をないがしろにしてしまっていることも多いし。
 ただのサボりと自分の意思ではいかんともしがたい状況というのの線引きは難しいけれど,「自分の意思ではいかんともしがたい」そういう状態に陥ることがあることに対する理解が乏しかったりする。体内時計とか概日リズムが行動に与える影響の大きさはほとんど知られていない。概日リズムということでさえ怪しかったりする。
 というわけで,現状の問題を射貫いた意見だなと斉藤は感じた。

○学校教育の中に、睡眠に関する知識を子供たちに与える仕組みをつくらなくてはいけない。
また、塾や習い事がやり玉にあがることが多いが、学校の活動にも問題があるのではないだろうか。子供たちが帰宅後に仮眠をとってしまうのは、遅くまで、部活動をやっているということも原因のひとつである。そういうことを含めて変えていかないと、子供たち自身だけでどうにかしようと思っても難しいだろう。
これだけ問題視されているのだから,なんらかの形で睡眠に関する知識を伝えていく必要があるのは確かだけど,これが,後に出てくる教科化とかにならねばいいと願う。既存の枠組みの中でも取り組めることは大いにある。健康の学習をする機会は多くある。
 確かに睡眠の問題を話すときには,ケータイとかゲーム,PCの話が多いけれど,学校の活動の中にも問題がないわけではないと思わされた。長時間の部活動で疲れ果てて帰りながらも,課題とかに追われて,就寝時間が遅くなるというのは,高校生にありがちだ。生徒らの口からもよく聞く。教員側の超過勤務の問題も部活動にあったりするので,この辺は部活動の負の側面として,検討が必要なんだろうな。

健康科のような副教科は絶対に必要だと思う。土曜の午前中などを使って、睡眠だけでなく、食事の重要性など子供の心身の健康に関連することを分野横断的にやれないか。ただ、睡眠学会などの協力のもと、組織的にやっていかなくては難しいだろう。
こんな意見が出なければいいなと思っていたのが,出てしまっていた。一委員の意見として出てくる分にはいいし,それぐらいの重大なことだという認識は必要だけど,既存の活動のなかに織り込めることならば新しく専門のものを起こすようにしない方が,現場の反発は少ない。




以上。ぱっと思いついたことをメモした。「生物基礎」では,健康に関わる分野が充実していることもあって,こういう健康に関する興味関心とか,基本的な知識理解を高めて行かねばと,生物専門の人としては強く思う。睡眠のところの話はメインの話としては出てこないし,難しいけど,ホルモンとか恒常性の話のおまけ的に紹介のしようはある。保健体育とか家庭科とコラボして総合学習の健康にかかわる領域としてなにかできたら面白いなと思ったりもする。


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・中高生を中心とした子供の睡眠習慣に関する科学的知見の整理分科会(第1回)議事概要:文部科学省 (http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/katei/1352059.htm
・日本睡眠学会(http://jssr.jp/data/download.html

2014/10/05

ブライダルベールを育ててみる―Day29

 植え込みから1か月ほど経ちました。だいぶ落ち着いたのか、ここ1週間ほどで元気な成長を見せています。


 植え込んだばっかりのときの、貧そうな感じが随分となくなってきました。

 脇芽がちょこちょこと出始めています。

 断片でも落ちていたのか…、ちょっと離れたところに小さいこがあらわれました。

 どうやら花芽らしきものが二つばかり。咲くといいなぁ。でもこれだけだとさみしいな。

ってな具合で、これからどんどん冷え込んで来ますが、いい成長っぷりです。
水分控えめであげると耐寒性が高くなるらしいので、少し控えめに水やりしていきます。

 あっ、液肥あげるの忘れてる…。

2014/09/23

KOKOKARA特別編~SYM*jp 北海道を変える若者たち~ に参加してきた

https://www.facebook.com/events/554533964672706

 これ(↑)に参加してきた。本編は2部構成で,
【第1部】4人のKOKOKARA
実際に札幌もしくはその周辺都市において、若い力でInnovationを起こそうと奮闘されている方々をゲストスピーカーとしてお呼びし、活動内容や今後の展望をお話いただきます。参加者の皆様にはゲストスピーカーごとにグループに分かれていただき、簡単なワークショップを行っていただきます。
【第2部】なまらガッツで北海道!
どさんこパンチ代表 大井弘幸が緊急参戦!
北海道をツナゲルために誰よりも熱いお話をしていただきたいと思います。
という案内でした。

 第1部のゲストスピーカーは,


と今動き始めているホットな方々ということで,どんな話を聞けるのか楽しみにして行ったのでした。てっきり全体会で4人のお話を聞けるものだと思っていたら,各グループに分かれた後で,そこのゲストスピーカーの人のお話をちょっと聞けるだけだったのがちょっと残念でしたが……。


 アツイ思いを持った若者たちの話を聞けたり,議論に参加できたのはいい刺激になった。
 斉藤は第1部が牧野さんのところのグループで,人生でやりたいことを書き出して,シェアして,人から意見や質問をもらって,達成するための方法をブラッシュアップするなんてワークショップをやった。他の人々は学生たちだったこともあって,「公立高校の教員という立場になっていてなかなかフットワークを軽く何でもやってみるってのは難しくなっているんだ」ということを枕に人生でやりたいことの話をした。何となく漠然と「公務員=決まり切ったことをやっていく」という図式の意識が出たところだなと我ながら振り返って思う。
 ということもあって,その後の第2部で,「公務員だからって何か変化を起こせないなんてことは無いんだぜ」って,大井さんが話されたときにはドキッとした。公務員だって,ただ安定とか前年踏襲をしているだけじゃなくて,なにか変化のムーブメントを起こせる。全国的にもあるし,道内の自治体でも取り組みはある。なにかと教員への締め付けが強くなっているご時世でもあるけど,そんなことに怯んでいてはいけないな,と感じた。

 休日に,自分の意思で,こういったイベントに参加しようという心を持てる,高校生,大学生,大人を育てていかねばならないし,自分もそうであらねばと奮い立たされる,いい機会だった。”KOKOKARA”どんなことができるのかは,まだまだ見えないけれど,何かおもしろいことがしたいな―と思う斉藤である。よい休日だった。

2014/09/21

ブライダルベールを育ててみる―Day15

 バタバタしていたら,いつの間にか植え込みからすでに半月が経っていた。ということで経過報告。


 新芽がいくらか出て成長しています。ちょっとなよなよしているのが心配ですが,ブライダルベールだからいいんですかね…。液肥をすっかりあげていなかったのでさすがにさすがにそろそろあげねばでしょう…。



2014/09/06

ブライダルベールを育ててみる

ブライダルベールを植え込んだ
先日のricenでの研修の帰りに,ブライダルベールなる植物を分けていただいてきた。何でも年中葉が茂ってるし,管理は楽ちんだし,なにより気孔を簡単に観察できる材料なんだとか。

 挿し木でどんどん増やせるし,根も出やすいということらしい。園芸の世界では,複数本を束にして挿し木するんだとか。でないと,茂り感が足りなくなるんだとか。

 といってもいただいてきたのは挿し木された一本株なので,まずはこいつを増やさねばということで,鉢と土を用意して,先頃植え込んだ。


 葉っぱを拡大して見てみると,裏面が紫色をしている。これが気孔が見やすいポイントなんだとか。茎もうっすら紫色でかわいらしい。花は,白い小さなものを咲かせる。年中いつでも花を咲かさせられるらしいので,うまいこと調整して,発生の単元やっているあたりで,花粉管の伸長なんかを観察させられたらおもしろいなと。


 ひとまずは元気に育ってくれないことには,これじゃあちょっと貧相だ…。生い茂ってくれよ。

2014/09/05

理科の研修に行ってきた

 前期末の定期考査期間にうまく理科センターでの研修に参加できた。
実験づけの3日間,新しい発見は多くはなかったけど,我流でやってきたこととかの確認ができたり,インスピレーションをもらえたりしたので大変よかった。3日間という短い時間の中にかなり詰め込んでやった状態なので,生物のメニューは不完全燃焼に終わっているものも多々……。授業で実際にやるには,ちょっともうひと練習・研究しないとなといった具合。3日間でやったメニューは以下の通り。

【生物】
  • イシクラゲとオオカナダモの観察
  • 墨汁法による乳酸菌の観察
  • 根端の体細胞分裂の観察
  • だ腺染色体の観察
  • ウキクサの密度効果の観察
  • 薄層クロマトグラフィーによる光合成色素の分離と進化との関係
  • デヒドロゲナーゼの作用を調べる実験
  • PCR・電気泳動を用いたDNA解析
  • ムラサキツユクサの減数分裂と花粉形成の観察
  • 花粉管の伸長の観察
  • イトマキヒトデの受精と初期発生の観察
  • ブタ眼球の解剖
  • 眼球モデルの作成
  • 盲斑と視覚の仕組み
  • ヒドラの観察

【化学】

  • イオン結晶の構造からアボガドロ数を求める
  • ホチキスの針を用いた物質量の学習
  • セルプレートを用いた中和滴定
  • ラミネートシートを用いた酸化剤・還元剤に関する実験
  • 藍(すくも)による染色


 以下,いくらかの実験をお写真とともに紹介。もうちょっとお勉強したり,実際に自分の授業で展開できる状態になったら,おのおので記事を書くつもり。


 生物の共通性とか細胞内共生説とかの話に使えるネタ。イシクラゲは野外で採集gふぁ簡単にっできるけど,初めて見ると難しいとのこと…。
矢印↓のところのオオカナダモの葉緑体とイシクラゲの細胞を比較すると,ほぼ同じ大きさ。
どちらも,接岸10倍,対物40倍で撮影

 毎度のことだけど,陸上植物はよく光合成色素を抽出できるけど,藻類がなかなかうまく抽出できない…。しっかりバンドが見えるように抽出するにはどうしたらよいものなのだろうか…。
薄層クロマトグラフィーの結果

 ヒトデなら海岸に行けば広い放題だから,来年からはヒトデでの発生学実習もやろうかと考えていたけど,ホルモン処理するための試薬のメチルアデニンがかなりお高いと聞いて……。ホルモン処理せずにヒトデ自身が卵成熟させてくれる状態に持って行ければいいのだが…。いろいろと管理が難しいか?調べる余地あり。
左:未成熟の卵,矢印↓は卵核胞,右:受精卵,卵核胞なし,受精膜(矢印↓)が上がっている
メチルアデニン処理して成熟した卵が放卵されている様子


 教科書によく出てくるヒドラ。初めて生で観察。かわいらしい動き。うまくやれば,増殖させるのも簡単だとかいうので,ちょっととってきて増やそうかな。のまえにえさになるミジンコを増やさねばだが…。
ヒドラ:矢印→のところで新個体が出芽してきている,矢印↑のところで触腕にミジンコが捕まっている


 ビュレットとか用意しなくてよくて,片付けが楽ちん。細かい計算とかを必要としなくて,だいたいの滴定曲線を書かせられればいいなら,これで十分だなと思えるもの。ただ,入試とかでも中和滴定に使う器具とか操作の話が出題されたりもするから,受験生が多いようなところは今まで通りの形の方がいいのかも。
マイクロプレートでの中和滴定

 点眼瓶とラミネートしたプリントの組み合わせで,実験の手順もわかりやすいし,記録もとりやすい,使用する薬品の量も少量で済む,片付けも拭き取るだけといいとこだらけ。手とか袖口にドロップしている薬品をつけないように注意させねばならないが…。
ラミネートシートを用いた酸化剤・還元剤に関する実験


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北海道立教育研究所付属理科教育センター(ricen)
伊達市の藍染め|北海道伊達市

2014/08/24

boulangerie ibox のエッグタルトがおいしかった

 いつも寄ってみようかと思いつつもスルーしていた,道の駅 だて歴史の杜 にやっと今日行ってきました。やたらとでかいなと思っていたら,地場産の農産品の販売コーナーが充実しているのと,イートインコーナーで軽食,天ぷら(揚げ),パン屋が並んでいました。
ついたのは,朝9時をちょっと過ぎたばかりだったのですが,駐車場も建物の中も人でごった返していました。野菜は種類が豊富で,あまりスーパーなんかじゃお目にかからない野菜や初見な野菜がありました。お値段もさすが物産展ということでやや安めでお財布に優しい。いくらかの商品は,伊達市観光物産館のウェブページで購入できるようです。

さて,そんなすてきな道の駅だて歴史の杜ですが,なかでもイートインコーナーの角にある,パン屋のboulangerie ibox(ブーランジェリー・アイボックス)のエッグタルトがとてもおいしかったのです。
焼きたてのエッグタルトって食べるのは実は初めてだったりするので,初の味補正がかかっていそうですが,タルト生地のさくさく感とほどよいバターの風味,真ん中のエッグ部分のふわプル感がなんともいえないコラボレーションでした。
 元々は移動販売が主体の,やきたてパン工房あいぼっくす(i・box)の常設店舗として,2013年4月1日から,道の駅の中で営業しているようです。

 エッグタルトも感動的でしたが,クロワッサンもおいしかった。ライ麦のカンパーニュも買ってきたので明日以降の朝ご飯で食べるのが楽しみ。ほかにもスコーンとかあったので今度は違うものを買ってみようと思います。

 是非,伊達を通ることがあった際には寄り道してみてください。オススメです。

室蘭市/第1回“まち”をもっと良くするアイデアワークショップに参加してきた

 この週末に,室蘭市市民会館にて開催された,アイディアワークショップ(アイディアソン)に参加してきました。去る7月26日に行われた室蘭マッピングパーティーの続きもの企画ということ。すっかりブログには書き損ねていたけど,このマッピングパーティーにも参加していました。

 先日の環境ミーティング,クリーニング店のおじさんとの立ち話,と続いてきていた”まちづくり”の話。なんだか恐ろしいほどにビックウエーブが来ている気がする…。


 
 ワークショップは,広報,観光,生活の3グループに分かれて,室蘭が抱えるそれぞれの分野の課題を洗い出し,それの解決策,解決策を実現するアプリの構想を考えるというような中身。室蘭市民でもなんでもない斉藤なので,もちろん観光グループへ参加。
 室蘭って観光資源がたくさんあるのに,そのことに市民が気がついていなかったり,軽視していたりしていて,資源をうまく活用できていないという課題が見えました。観光資源と人をつなぐハブがない(うまく機能していない)ってのを解決していかねばという方針が見えてきて…そんなアプリを検討しました。

 年度内あと2回の続きイベントが催される予定とのことで,時期や中身は未定のようですが,次はハッカソン的なものになるとかならないとか。いずれにしても,今回各グループから出たアイディアを形にしていきたいですねーというような方向性のようなので,次も都合つけて出撃しようと思うのです。





---関連リンク

・アーバンデータチャレンジ2014 http://aigid.jp/?page_id=421
・室蘭市 http://www.city.muroran.lg.jp/

2014/08/20

livedoorNEWSを(ヒントに)教材化できるのではないか?

 東海大四の超スローボールが話題をよんでいましたが,そんな中で東海第四が散ったというニュース記事のツイートがTLに流れてきたのでポチッと開いてみたらlivedoorNEWSだったのですが,記事の内容とかよりも,livedoorNEWSの作りにアイディアをもらったので備忘録的に書いておこうかと。

 件のツイートにあったURLをポチッとして開いた画面がこちら。
http://news.livedoor.com/article/detail/9160570/
アイディアをもらったのは,上から1/3ほどにある,「ざっくり言うと」と書かれているところ(水色白抜き文字の部分)。新聞記事とかって大きな記事であれば,冒頭にリード文がついていて,記事全体の要約になっている。この部分と本文を使って,文章読解とか要約の課題とすることがあったりする。けど,なかなか「要約文」とかっていうとなかなか取っつきにくかったりするし,何となく身構えてしまう気がする。
 livedoorNEWSのすてきなところは,

  • 質的にはリード文と同じようなものなのだけど,「ざっくり言うと」というやわらかい項目名をつけたこと
  • 短めの文で箇条書きになっていること

の2点。要約とか文章読解ということに対する精神的なハードルを下げてくれるような気がした。これって,最近出てきている(!?),読書感想文的なものを書かせるかわりに,本の帯広告を作らせるってのに似ているなと思う。それだって,読書感想文とかいうとなんだかハードル高いけど,本についている帯の広告を作るのだったらなんとなく精神的なハードルが低い気がするし,見た目にも楽しい。でも,本文を理解してもらうってことや,その中身に対して自分の感動はどうだったかを振り替えさせるって意味合いは変わらないと思う。
 文章をやはりかけなくてはならない。というスタンスでいけば,読書感想文を帯広告に変えるってのは駄目なのかもしれないけれど,主眼が,内容をしっかり読むこと,自分の感動を把握することならば,手法を読書感想文というなんとなく取っつきにくいものにこだわる必要はないのではないだろうか。


こんなことを考えさせられたlivedoorNEWSの画面でした。
うーん。手段がいつの間にか目的化してきてしまっていることがないか反省しないとな…。

2014/08/17

町づくりは人づくり-ある土曜日にクリーニング屋のおじさんとの立ち話で

 先日,クリーニングに出していた品を引き取りにクリーニング屋へ行ったら,2時間ばかしそこのおじさんと立ち話に華がさいてしまった。

長万部町営スキー場 頂上から長万部町を望む
地方の活性化政策の矛盾,長期的な視点で町づくりの重要さ,権力者の自分の身分を守るための保守的な言動への苛立ち,未来の人たちに町を受け渡すために今の主役世代が担う責任感…などなど。立ち話なのであっちこっち話が行ったり来たりしたけれど,「地域を活性化するためには人(大人も子どもも)を育てねばならない」という思い,そのためには,議論する場,学びあう場が必要だということを考えていることがひしひしと伝わってきた。

 おじさんには,町づくりのワークショップ的なのができたら面白いですねと提案し,最初はたわいもない飲み会がスタートでもいいだろうから,もしやるときがあったら声をかけてくださいねと言っておいてみた。はたしてどうなることか。そんなに長くないここでの生活の間に何かできることがあるのなら良いのだが…。




 先日の北海道高校生自然環境ミーティングで,その町のことを考えている方にインタビューに行ったときも似たようなことを聞いた。「人」っていうのが地域の環境を作り上げる(広義での町づくり)に重要だってことを強く意識させられ,各地域に戻ってできる取り組みを進めよう!ってことで閉幕したミーティングの直後…。自分の地域のクリーニング屋のおじさんからこんな話がでてくるとは思わなかった。

 「環境保全」については,生態学を学んだ人として,生物を専門とする理科教員として,ライフワーク的に取り組みたい(ねばならない)テーマだと思っていた。でも,あくまで理科的な,「環境」ってのが主眼だった。けどどうやら,理科的でない(社会的というのがいいのか…)「環境」へのアプローチも本格的に手を出せよって,見えない何かの力が働き出している気がする。とりあえずは身を任せて突っ走ってみようではないか。

2014/08/14

第7回 北海道高校生自然環境ミーティング に参加してきた。

第7回 北海道高校生自然環境ミーティングが,8月10日~12日の2泊3日日程で当別町にて開催されました。3年前(前任校のとき)から気になってはいたのですが,生徒を集められなかったり,初任者研修とぶつかったりで,なかなか参加することができずにきたここ2年でしたが,やっと参加することができました。

 7年目の今年は少し普段と雰囲気を変えて,一般に思われる理科的な「環境」という形でのテーマ設定ではなくて,社会学的な「環境」という形でのテーマ設定での開催。「環境」の話と言えば,理科(とりわけ生態学分野)が考えの中心になりがち。でも,生態学の知見から解決できる問題なんて実はそんなに無いんじゃないかと斉藤は思っている。環境保全の話を授業でするとときには,生物の授業であっても,社会学的なみかたも必要であることや,そうやって見たときにどう見えてくるかってこともなるべく話すようにしてきた。ということで,楽しみにして参加したら,高校生のパワーも感じられた3日間で大満足でした。

  
アイスブレイク:言葉あわせ
台風の接近で,道東地区からの参加校が交通機関が乱れて到着が遅れてしまったり,外での楽しいバーベキューやテント泊ができなかったりと細かい部分でのプログラムの急変更もありましたが,核の部分はなんとか変わらずに実施されて良かった。2日目の町の人々へのインタビューとかのときに台風直撃されたら大変だったけど,2日目からはほぼ晴天。


 3つばかしのアイスブレイクの活動から始まり,各学校毎に自分の地域(学校)の良いところの紹介を10枚の写真でした。各校色の出た発表で面白かった。北海道に生まれ育って四半世紀だけどまだまだ知らない北海道があるんだよな。

 その後は,3グループに分かれて,自分の地域の良いところ紹介に使われた写真10枚×7校分を全てまとめて,分類,関係づけして,「自分たちの町(学校)をかたちづくっているものは何か?」を考えていった。同じ写真を3グループとも使っているのに,分け方や解釈の仕方は様々で,見ていて面白かった。「自然」とか「生物」って言葉に対するイメージの違いが現れているなというのを感じた。

写真ワークショップ:地域を紹介する写真の関係性を考える→地域をかたちづくるモノを考える。
地域をかたちづくるのには,「人」ってのが重要なんだってことが,どの班も現れていて,今回のテーマへの方向性へと順調に出航!で一日目を終了。


フィールドワーク:当別の魅力を感じよう!
2日目は,6グループに分かれて,午前中に当別の自然を感じ,午後に当別の人にインタビューをして,当別の良さを考えるワークショップ。
 当別に長く住んでいる人,当別に魅力を感じて外から越してきた人へのインタビューでは,どの班もそれぞれがインタビューをしにいった人から,当別の魅力はもちろん,生き方とか考え方とかも感じとることができた模様。今後の生活で上手く活きていくといいなと。かくいう斉藤も,感じるところがあったので,何か取り組みの形にして行きたいな,行くと心の炎をメラメラとこっそりしている。


 3日目には,2日目のワークショップを踏まえて,「私たちが考える当別の魅力」と題して,インタビューに行ったところの人や,その他地域の人を前に発表会。地域の高校生がその地域を元気づける取り組みは多いけど,外の地域の高校生が,その地域を活気づける提案をするっていう取り組みは面白いなと思った。自分の地域のことってどうしても,「当たりまえ」に見えてしまって,魅力がイマイチわからなくなりがち。外から来たからこそ見えることがあるし,活気づけるための手法って,マイナーチェンジは必要でも,各地域で同じように取り組めることも多いと思うから,今回みたいのが各地でできるといいのかなと。



2日目の昼食:流しそうめん
宿泊を伴うイベントのお楽しみといえば,食事。もちろん「環境」ミーティングなので,地場産のものを食べたり,各地域からの差し入れがあったりで大満足。とくに2日目のお昼の流しそうめんはなかなかやる機会が無いのでとっても楽しかった。気分的には上流が良いけど,確実に食べるには下流(しかも一番下)が良いとか。右利きと左利きで立ち位置違う方がいいとかいう発見がありました。



 また来年も参加したいなと思っています。教員はファシリエーターとして高校生たちの議論とか気づきの支援をする役割だったわけですが,まだまだ斉藤には力が足りないわけで,良い経験になりました。今時流行のアクティブラーニングだって,教員のファシリテーション力が問われるわけだけど,普段の学校の授業のなかだけじゃ,なかなか高めてくのって難しい。理論だけでできるものではないから,実際に上手い人のやってるところを見られたり,一緒に活動できたりするってのは大変貴重。


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NPO法人 当別エコロジカルコミュニティ(http://tectec-ee.wix.com/website


2014 PC Conference in Sapporo Gakuin Univ.に参加してきた

2年連続,4度目のPC Conferenceに参加してきました(2009(愛媛),2010(仙台),2013(東京)に参加)。

 2014年はなんと,地元北海道開催。PCCの時期と言えば真夏の暑さいまいってしまうというイメージですが,今年は北海道開催ということや,台風接近中で微妙な天気だったので,やや控えめな暑さで助かりました。
 今年は地元開催とわかっていたので,口頭発表なり,イブニングセッションやらやろうかと思っていたけど,手を回しきれず,断念。でも,改めて来年こそはと決意を固めたりしています(はたして来年はどこで開催なのか…)。

 基調講演1はこのPCCの第2日目のCIEC総会で交代となる,CIEC会長理事の妹尾 氏による 「“コンピュータ利用教育”を再考する-イノベーション社会における知の変容と多様化-」 のお話。妹尾 氏が会長を務めた6年間の振り返り&まとめ。飛び飛びでPCCに参加している人とか,今回が初参加だった人には,動向を俯瞰できたという意味で,基調講演らしい基調講演でした。いくつか基調講演1で印象に残った事柄をピックアップしてみます。

コンピュータの定義の変容
1993 計算機
2003 メディア(コミニュケーションメディア,マルチメディア)
2013 ネットワークサービスのインターフェース(メディアデバイス・サービス・コンテンツの関係性が多様化)
ただの計算機が人と人をつなげる道具からインフラ的なものに変わっていったってのは,純粋にすごいなぁと関心。昔は何か意識的にコンピュータって使われていたものだけど,今となってはあらゆる生活の場面でコンピュータは使われていて,意識的にも無意識的にも使っている。この定義に関する認識の変化と対になるように,デジタルネイティブ(2009年頃から?)→ネットネイティブ(2012年頃から?)→ソーシャルネイティブ(2013年頃から?)なんてその時代時代の若者たちが呼ばれているな。
OR からAND の世界へ
アナログ ― デジタル
リアル ― バーチャル
ベンダー ― ユーザー
モノ ― 情報
なんだかどれも二律背反的なものに思われがちだけど,最近の技術を持ってすれば,全然相ではない。どっちかを選ぶ時代ではなくて,どちらも融合していく時代。デジタル―アナログは最近の文房具(特にステーショナリー関係)の新製品とか見ているととても感じる。
がんばれ勉強派 ― わくわく勉強派
皆と同じことがいえる ― 他と違うことがいえる
知識伝授 → 学習支援 → 互学互習 → ?
学習に関わる考えかた。AL(Active Learning)が注目される昨今だと「がんばれ勉強派」な学習観よりも「わくわく勉強派」な学習観の色が強くなるんだろうなとは思うけど,まだまだ高校はそこに到達できていない。小中の先生方の方がずいぶん取り組んでいる気がする。小中と積み上げても,高校で崩してしまって,大学へ…。つながらないよなと反省…。



 基調講演2は,熊坂 氏の「地方からの学びイノベーション」でした。「ICTの活用で」って言うとなんだか違う気もするし,陳腐な話になるけれど,今は地方でも,いや,地方こそ「学びのイノベーション」を起こしていくのに良い材料が揃っていたりする。
NEET株式会社,鯖江市JK課,アプリ開発オータムキャンプ,離島間の学びネットワーク。地方発でこれから面白く,広がるであろう取り組みがたくさん。とても楽しみだったり,自分も関わっていきたいなと思ったりしました。



 シンポジウムやら分科会やら,夜の部やらでも面白いことや元気のもらえること,なんだかなぁと思うことたくさんありましたが,Twitterでぶつくさつぶやいていたので,twilogのURLを載っけておきます↓。微妙に関係ないのも含まれますが…
第1日目(8月8日)
 http://twilog.org/kacchan822/date-140808/asc
第2日目(8月9日)
 http://twilog.org/kacchan822/date-140809/asc
第3日目(8月10日)
 http://twilog.org/kacchan822/date-140810/asc


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2014/06/29

FOSS4G 2014 Hokkaido に参加してきた


今年も行ってきました,FOSS4G Hokkaido。今年は何と豪華な3日間日程!!
行けるかどうか微妙な日程だったけど,行けて良かったと思える2日間でした。
(ハンズオンは定員満員で申込を逃してしまった…。というよりも,戻ってきていろいろと片付けねばなことがあったりなかったりだったし…。)以下,特に印象に残ったことなど列挙。


オープンパズルの4つのピースが出揃った
「【基調講演】オープンなジオをめぐる最近の動き」(OSGeo財団日本支部 林博文 氏)より

 ハード,ソフト,コミュニティ,データがオープンになって,新しいモノが生み出される条件ができたとな。
 新規技術とかがオープンにされることは,バラバラの規格が生まれるのを防ぎ,そのモノ自体の普及を一気に推し進める。なんて話を聞いて,ビデオとか光学ディスクとかで主流規格がどうなるかの争いがあったのが思い浮かんだ。そんなところで競ってないで,あのとき技術がオープンにどちらかが先にしていたのなら,どうなっていただろうかとか思う。
オープンって偉大やなぁと改めて感じた。



地理院地図,地理院地図3D,地理院タイル,ベクタタイル!?
「【基調講演】国土地理院の取り組み~地理院地図の公開~(国土地理院 地理空間情報部情報普及課 伊藤裕之 氏)より

 「ベクタタイル」というワードに会場は大盛り上がり(!?)。チリインヤバイチリインヤバイって。このやばさ感は,ゴリゴリの技術者じゃないのでわかりませぬが…なんかやばいってことは空気感から感じたのでした。あと,便利な地理院地図からさらに,3Dプリンタ用のデータを出力できちゃう地理院地図3Dが出現ってのも,チリンイサンボクラノシゴトヲトラナイデという声が聞こえたような聞こえないような…。ということで,地理院さんはフロントランナーとして突っ走ってるんだなと感じたのでした。サービスの提供から,データの提供に切り替えていくっていうような話をしていたのがちょっと寂しい…。



D3.js ― Data-Driven Documents
「【特別講演】D3.jsを用いた地理情報のビジュアライズ」(GUNMA GIS GEEK 清水正行 氏)より

 いろんな可能性を感じる魅力的なものだった。すっかりそっち方面のことは放置していたけれど,この夏久々に勉強再開したいと思える程のものだった。初期の学習コストがべらぼうに高いという,やっかいなモノのようだけど…。秘めている可能性の大きさを考えたら,それだけの価値はある気がする。グラフと地図と連動させてやるのが簡単ってのは,生態分野とか,総合学習とかでの学習コンテンツ作りにはとても役立ちそうなのだ。



高校生が地域のメディアになる
「【事例発表】編集しているうちにその街を好きになる」(和歌山大学/教育と産業研究所所長 杉山幹夫 氏)より

 (一部のトップ進学校を除いて?)なかなか学習の目的を見いだせない高校生たち。学校でやる勉強が自分たちの生活とか,自分たちの未来とか,自分たちの生きている社会とかにどう関係しているのか実感がわかない高校生たち。そんな高校生たちを地域のメディアとして活躍させたなら,今までぼやーっと見逃していたモノも見えてくるだろうし,いろんな勉強のつながりが見えてきて面白くなるんだろうなと思って聞いていた。実際,海外の人と知り合って,その人に何とか情報を伝えたいと思って,英語を一生懸命勉強しだした生徒らがいたのだと話されていた。ことある毎に,(校外の)誰かに伝えるためのアウトプット活動をさせていかなきゃな。






そのほかの発表(LTも含む)もいろいろアイディアを沸きたたせてくれたり,モチベーションを上げさせてくれたりと,本当にいい2日間だった。なんだか,これからもジオ活がんばれそうだ。

最後だけど,忘れてならないのは,QGIS2.4がリリースされたということ。なにやらいろいろパワーアップしたというので,インストールせねばと思うのである。



2014/03/30

春の陽気に誘われて野外観察@遊楽部川

フキノトウ(雄株)
(EOS 70D + SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO)
300mm SS1/400  F14  ISO400

今週末の土曜日は全国的に春の陽気を飛び越えてしまったくらいの暖かさと好天でしたね。日曜日の今日は,残念なお天気ですが……。
 そんな春の陽気に誘われて,久々に野外観察をすべく,先日の北理研冬のフィールド研修のときに教えてもらった野鳥スポットの遊楽部川周辺へと出向いてみました。

 川縁にはフキノトウが顔を出していました。春が近づいてきているのですな,

 さて,遊楽部川はさすが野鳥スポットというだけあって,ワシタカ類の集団が現れたり,サギ類,ガンカモ類,もちろんカラスも…わさわさといらっしゃいました。









 河口域の国道5号線と交差している場所の海側の木の上ではアオサギのコロニーが見られました。
アオサギのコロニー(遊楽部川河口)
(EOS 70D + SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO)
300mm SS1/1600 F9.0 ISO400

アオサギ(遊楽部川河口)
(EOS 70D + SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO)
300mm SS1/1250 F9.0 ISO400

飛翔するアオサギ(遊楽部川河口)
(EOS 70D + SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO)
300mm SS1/2000 F9.0 ISO400

国道5号線の橋から撮影していたのですが,手ぶれ防止に橋に肘をついて撮影していたら,こんな虫たちがたくさん手すりのところにいました。なにものか……。


4月からは週末も忙しくなってしまいそうだけど,生物写真をいろいろと撮りに回れるようにしたいなと思うのであるが…。

2014/03/22

年度末恒例の授業アンケートをしてみて(ポジティブ編)

 12月が師走といいますが,それよりも3月の方が格段にバタバタです。
 PDCAサイクルというのがいつの日からかはやりまくっていて,今年参加したいろいろな研修でPDCA,PDCAと呪文のようの唱えられていました。3月はCの時期ということで,昨年度に引き続き授業アンケートを最後の授業でとってみました。その雑感を一部ですが記録しておきます。対象は,生物基礎(第1学年,回答数:30)です。選択科目の,生物,物理2,生物2は人数が少ないので今回は実施せずに終わりました。


■生徒自身の自己評価部分
 「授業に関して,興味関心を持って取り組めましたか」の問いに対して,「課題研究」でとりわけ取り組めたと答えた生徒が多かった。やるまえはどうなることかと少し心配もあった取り組みではあったが,思った以上に面白いテーマ設定があったり(「ヒトの手で人ヒトづくれるか」,「生き物の体色変化についての観察と考察」とか),提出されたレポートもそれぞれの特性が表れた工夫があって面白かった。斉藤としてもみんなががんばって取り組んだ事として評価していたので,生徒側の評価と一致していた。
 生物基礎では内容的には難しいところが少なかったり,身近な題材を中心に扱えるものばかりなので,課題研究的な事を中軸にした授業展開もありだなと思っている。学力差とか意識差の大きい田舎の小規模校で,一斉授業の形でみんな一緒に一つのことを学ぶというのは,生徒にとってなかなかにハードルが高いが,教員にとってはなれた形でやりやすい。一方で,調べ学習とかの活動を中心にした授業を展開していくとなると,生徒たちは取り組みやすいのかもしれないが,教員にとっては一斉授業とは別種のコーディネート力を要求されるだけに難しい。新年度はすぐそこまで迫っているけど,すこしでも形にしたいなと思う。



■授業者・授業に対する生徒の評価
 「声が大きくて聞きやすい」,「字が大きくて見やすい」,「比較的楽しめる要素が多かった」というのが多くの生徒に共通した評価でした。生物基礎の目標は,
日常生活や社会との関連を図りながら生物や生物現象への関心を高め,目的意識をもって観察,実験などを行い,生物学的に探究する能力と態度を育てるとともに,生物学の基本的な概念や原理・法則を理解させ,科学的な見方や考え方を養う。(高等学校学習指導要領(平成21年3月告示)
とされているので,「日常生活や社会との関連を図りながら生物や生物現象への関心を高め」に注力して授業構成をした結果が,「字が大きくて見やすい」,「比較的楽しめる要素が多かった」に出てきているように思います。字の大きさなんて関係ないではないかと思うやもしれませんが,1コマ1枚板書で考えると,情報量を精選しないとなかなか字を大きく書くというのは困難です。逆に,情報量を精選したならば,黒板半分で終わってしまわないようにスペースどりをすると,大きな字でスペースをゆったりとって書くことができます。
 初任者研修で他校のベテラン層の理科の先生の授業見学の後に話を伺ったときに,
 「1年生と3年生で板書の字や書き方が同じ化学の領域の授業でありながら全然違いましたがどうしてですか」
 と質問したら,
 「1年生には,黒板の字が見えないが故に授業の中身がわからなくなって,理科を嫌いになって欲しくないから,比較的大きく字を書いている」
 と答えられました。
 そんな話を聞いてからはよりいっそう,字の大きさにも気を配るようにしていました。その成果がアンケートを通じて見られたのも良かったです。

2014/03/12

キューネ氏発酵管-さて,どうやって液体を入れようか…

 「キューネ氏発酵管」という名に,高校・大学で生物をお勉強した人々は聞き覚えがあるのではないでしょうか。こんな具合のシルエットのガラス器具です。

キューネ氏発酵管(キューネ発酵管)

 教科書や図録なんかのアルコール発酵の実験で使われている道具です。
今週から学期末の実習強化期間に入って3つ目の実験としてアルコール発酵をやらせてみました(手順とかはこのページを参考にさせてもらいました)。ドライイーストを使った発酵って,ホームベーカリーが流行ったりなんかしたのもあって,何となく馴染みある現象だけど,発酵していく様子とかなんてまじまじと見ることはないという,生徒実習にはもってこいの現象ではないかと思うのです。

 本題のアルコール発酵の部分は,もちろんながら,やらせてみて&やってみて,キューネ氏発酵管の盲管部(まっすぐになっている試験管みたいな部分)に,気泡が入ることがないようにして酵母液を満たすというのが,影のカリキュラム的な要素だなと感じました。
 盲管部にびっちりと酵母液が入った見本を見せると,どうして重力に逆らって上までびっちり入っているのかとかいう生徒がいたり(小中の理科で大気圧あたりの話として出てきているであろう現象なんだけどな…),どうやって入れれば気泡が入らずに上まで入れられるのかと苦戦する生徒がいたりしました。
 分かってしまえば簡単なことですが,最初はどうしたら良いか戸惑うものです。こぼれたって,何したって危険が無ければ,高価でもない液体を入れるという作業なので,入れ方のレクチャーなしにやらせてみました。班ごとに戸惑いながらも,最終的には3/3班が無事しっかりと入れることができました。


 仮説の設定,得たい結果を得るための実権方法,結果の考察といった部分で思考させる時間を設けることはよくあることですが,安全面が保証されるところであれば,器具等の使い方や操作の方法についても思考させることも必要でしょう。そんなことを感じた今日の実験でした。




【蛇足】
 実験シリーズ第3弾は,光合成色素の吸光についてを本当はやろうと思っていたのですが,年度末の理科室整理を始めたら,キューネ氏発酵管を発見してしまったので,急遽ですがやることにしました。元々,キューネ氏発酵管があればやらせたいなとは思っていたのですが,前任校では器具がなく,現任校でも先日までは見つけていなかったので,やれずにいたのでした。しばらく手をかけてもらっていなかった様子の棚たちに手をかけてあげると,理科室の神様がほほえんでくれるんですね。なんて…。

2014/03/09

道高教組116回定期大会に参加して

 去る,3月8・9日の2日日程で行われた,北海道高等学校教職員組合連合会第116回定期大会に参加してきました。道高教組の2014年運動方針や予算などを決める,そして2013年の活動を振り返り共有する重要な集まりです。

 昨今,「教育の再生」という名の下に,数多の教育関係「改革」が進められ続けています。全てを否定するわけではありませんが,肯定しえる点はそう多くはないように思います。子どもたちを社会に送り出すという点では,社会の変容に対応して教育も変わっていかねばならないところは確かにあろうと思います。一方で,社会がよくない方向に変容していかないように子どもたちに育てていくことも重要で,その点では社会の変容に対応してはいけないところもあるのではないかと思います。


参考:道高教組116回定期大会 大会アピール(http://dokokyoso.jp/modules/bulletin/article.php?storyid=144




【蛇足】
 組合がらみの活動についてはコレまでblog記事にあまりしてこなかったように思いますが,教員になってからずっと組合にはお世話になっています。多くの学習会や会議への参加を声かけしてもらえ,フツーに過ごしていたら知らずにいただろう,福利厚生面のことや,教職員の勤務状況,ちょっとした裏事情などなど,多くのことを学ぶことができました。なかでも,「教員も労働者なのだ」という視点をしっかりと持てるようになったことは,斉藤の中での一番大きな変化のように思います。「子どもたちのため」という言葉で,時間的,体力的,精神的,金銭的な無理がまかり通ってしまっているのが,学校教育の世界。これでいいのでしょうか?
 あまりネタにしてこなかった組合の活動まわりの話題をこれからは少しずつですが発信していこうと思います。というのも,2月に行われた,道高教組青年部総会にて,青年部の常任委員となりまして,青年組合員の中心部分として動いていく立ち位置になったのです。学習会や会議に参加させてもらって,自分が学ばせてもらっているだけというわけにはいかなくなったのですが,何かするといっても…。小さなことかもしれませんが,このblogでいろいろと組合の学習会や会議に出て学んだことなんかを発信していくのも一つの方法かと思い立った次第であります。

2014/03/04

カメラバックを買った-Amazonの配達状況表示ってこんなだった?-

 デジイチデビューしたので,カメラバックなんぞを買わねばといろいろ物色した結果…


KATA スリングバッグ/ワンショルダー D-lightコレクション 10.5L レインカバー付属 ブラック KT DL-LT-315-B
を買いました。THEカメラバックぽくない訳ではないけど,三角形というのは面白いなと。
防水のカバーもついてくるというのは一応,安心。雨に当たるような時にはあまりなくても,雪に降られるときに持ち出すときはあるだろうから,そんなときにきっと役立つはずです。

メインポケットは見本だと,深い側から,スピードライト,レンズ付き本体,交換レンズの順で入れられていますが,スピードライトはとりあえずないし,短い側だと,著と70-300mmは窮屈なので,70-300mm,28mm付本体,ブロアーとかストラップとか という具合にとりあえずしてみました。

カメラバックの中身を上からのぞいてみた。
にしても,液晶汚い…

でも,なんだか収まりが悪いような気がしたりしなくもない…。本体+レンズ部分の幅をどのくらいにしたものかがいまいちつかめないのが主な原因。使いながら調整してみます。

あと,多くのレビューにありますが,ちょうど良い締め付け具合にベルトをすると余った側が,ずいぶんと残ってしまって邪魔な状態になります。長さがしっかり決まれば,巻きつけたりして,安全ピンなんかで留めとけばいいのでしょうが,サポートの方のベルトは,胸側に掛けるときと背中側に掛けるときで長さを変えないとぴったりにならないようなので(斉藤の体だと?),留めてしまうわけにもいかず(/_;) なにか良いアイディアないかな。



バックの話はこの辺にして,今回もいつものことながらAmazonで注文したわけですが,Amazonの配達状況確認システムの表示がいつもと違うようなのを目にしました。
それがコレです。


いつもだったらコレ。


商品発送メールの配達状況確認を押すと,目新しいなぁの方,アカウントサービスの方からいくと,よく見るなぁの方が表示されています。
目新しいなの方はいつから現れたのだろう?実はずっと?斉藤が気がついていなかっただけ?
いつもはたいてい,メールで伝票番号コピーして,ヤマトの追跡サービスに入れてたしなと。
まぁ,どうでもいいんですが,目新しいなぁの方が,進捗状況がぱっと見としてはわかり易くて最近の流行な感じなのかなと思ったり。

2014/02/27

霜が降りた朝に見たオオハクチョウの採餌行動

 今朝はそこまで冷え込んだわけじゃないけど,車がずいぶんと霜に包まれていました。
凍り付いた車のボディ
(EOS 70D + SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO)

 長万部川のガンカモ類の様子を見に行ったところ,栄橋付近では,車が凍り付いていたのとは対照的に,気温がそれほど下がっていないこともあってか,水面はほとんど結氷せずでした。
 開放水面になっているから多めにいるだろうかと思ったら,栄橋よりもどうやら河口川に出て行っているようでした。栄橋付近では,オオハクチョウ1羽のみ。

オオハクチョウ@長万部川(栄橋付近)
(EOS 70D + SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO)
冷え込んでいたときには寝ている様子ばかりでしたが,暖かかったのもあってか,採餌行動をしていました。橋のすぐそばだったり,水深が浅かったりしたおかげで,水の中に突っ込んだ首の動きが見えるほどでした。

オオハクチョウ採餌行動:赤矢印のところに水中下の首・頭が見える
よく見るオオハクチョウの採餌活動かと思います。このほかに,頭を突っ込む前に,足で川底を掘り返すも見られたのですが,上手く撮れず……(次は必ず記録してやる)。


 採餌行動にそれぞれ分類名称があったなと思って,ググってみたら,目的とする採餌行動の分類名称は出てきませんでしたが,斉藤のやっていた卒研の内容と似た研究を発見。
宮下沙貴「新潟県丸潟新田における飛来ハクチョウの分布に及ぼす要因」 森林GISフォーラムニューズレターVol.46 2010年5月 pp.12-13
全然やってたときは知らなかった。3年前の自分に教えてあげたい←




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蛇足:明日はいよいよ卒業式予行。卒業生にとって思い出深いものになるように,みんなでいい式を作りあげたい。

2014/02/26

【授業素材】TED「すべての花粉に物語がある」-植物の生殖発生,生活史でいかが?

 生物系の授業でトピック的に扱えそうなTEDの動画をご紹介。
本日は,ジョナサン・ドローリの「すべての花粉に物語がある」(7分12秒)




http://www.ted.com/talks/lang/ja/jonathan_drori_every_pollen_grain_has_a_story.html



 植物の生殖のあたりって,花粉形成,胚のう形成,重複受精と動物のところの配偶子形成とか受精と比べるとやや煩雑な部分ですよね。斉藤自身が元々植物があまり得意でないこともあって,なかなか他のところに比べるとおもしろ話がない…。そんな中TEDTranslationsを眺めていたら,上の動画を見つけました。
 花粉と言えば花粉症とか,肉眼ではただの粉にしか見えないものですが,電子顕微鏡で見るとそれぞれが特徴的な形をしていて,生存戦略的なものも垣間見れる,なかなか面白いものですね。生徒たちの反応もまずまずでした。



~~蛇足~~

 花粉の電子顕微鏡写真を見ていて,スギナの胞子のことを思い出しました。胞子のまわりに弾糸がついたなかなか面白い形をしていて,湿度で弾糸の形状が変わるという面白いもの。そういえば今年度はすっかり生徒に見せていなかったなと…。次年度は何とかスギナをゲットして…とも思ったのでした。

2014/02/23

冬のフィールド研修終了

 冬のフィールド研修とかって紹介されていたと思うのですが,正式名称は,「北理研 研究部 生物研究委員会 第2回 研究協議会(フィールドチーム)」ということでかなり長い…。
中身としては,

【第1日目】
・標茶高校裏の軍馬山のスノートレッキング
・学芸員の方からの地域素材を使った教材研究についてのお話
【第2日目】
齊藤慶輔さんによる野生生物と人間との関わりについてのお話

というようなものでした。
道南からだと大移動。かつては,厚岸~札幌を毎週移動するなんてやってましたが,テストやら卒業式やら入試やらとドタバタの直前なので体力はセーブしとかねば…ということで,前日に飛行機で飛びました(3年生の授業がないから時間割すかすかで年休とり易いのです。次年度に向けた諸々はあるけど…)


せっかく釧路まで前日に飛んだので,厚岸まで足を伸ばして,研究室の先輩後輩やらの宴に参加したり,オオハクチョウのカウントをやっていた御供山展望台に行ってきたりしました。ピーク期の飛来数がここ数年でどんどん減ってきていて,今年は2000羽ほどでピークが終わってしまったとか。
オオハクチョウ@厚岸湖(御供山展望台より)
(EOS 70D + SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO)


軍馬山のスノートレッキングは,スノーシューデビューでした。前進はしやすいけど後退はしにくいということが分かりました。標茶町の学芸員の方が,歴史背景なんかにも触れながら,生物やら地形やらの説明をしてくださいました。いろんな背景が見えた方が認識が広がって素敵だ。

クマゲラの食痕@軍馬山(標茶町)
(EOS 70D + SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO)

齊藤さんのお話は,釧路湿原野生生物保護センターを会場に行われました。施設見学なんかもさせていただけました。 「野生動物救護」と「野生動物愛護」を混同しないとか,何でも救護すればいいのではないとか,助けられなかった動物からも多くの情報を収集して蓄積し,予防に生かしていくとか,盛りだくさんの内容でした。いろいろと考えねばならないことが多くて,生徒たちに伝えていくにはもう少し自分の中で咀嚼しないとなと思います。

@釧路湿原野生生物保護センター
(iPhone4S)


 往路は,午前中の便が欠航続きだったり遅延していたりでダイヤが乱れたり,天候調査になっていたりと,ちょっとハラハラしていました。すっかり厚岸入りが遅くなってしまって,宴にはずいぶん遅れた感じで参加となりました。一方,復路は良い天気の中,ほぼ定刻で,眼下に広がる景色をのんびり楽しむこともできました。
飛行機の窓から@JAL2864便
(EOS 70D + SIGMA 28mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO)


 思っていた以上に内容が盛りだくさんだったので,まだ全然自分の中で咀嚼しきれずにいます。頬袋に詰め込んでいるぐらいです。研修のまとめを書かねばなのと,授業に生かせそうな内容ではあることは間違いないので,記憶とか感覚が鮮明なうちにしっかり咀嚼したいと思います。
 とインプットが大収穫だったのですが,アウトプットというか,GISの宣伝も上手いことできました。潜在的にはGIS周りの技術をつかったら簡単に実現できるようなことをやりたいと思っている先生方は,今回参加された方々の中には多いようです。自分でも試しつつ,輪を広めていけたらなと思っています。



まとまりのない ひとまずの報告でした。
咀嚼したことは,元気があれば書きます。

2014/02/20

長万部川にもガンカモが現る。

 先日,長万部川の河口にもオオワシやらガンカモが来ていたのを見ていたので,物撮りのためにカメラを携えて出勤した今朝,ちょっと寄り道して様子を見てきました。

以前目撃したところと同様の長万部川からの支流の結氷面にオオワシがいましたが,車を止める最寄りのところもないところ(長万部橋のところ)だったので,いるのを確認して素通り。

長万部川本流の未結氷域にガンカモの群れを発見。近場に車を止めてパシャリ。カワアイサでした。8羽ほどの群団が2つほどで16羽ほどでした(内,雌1)。
カワアイサ@長万部川
(EOS 70D + SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO)
SS 1/2000, F8.0, ISO500
肉眼で見ていた時と,撮影時は,全然気がつきませんでしたが,写真を見返していたら,
オオハクチョウの幼鳥?のお休みモードのもいた模様です(下写真)。
カワアイサ@長万部川
(EOS 70D + SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO)
SS 1/2500, F8.0, ISO500
規模としては大きな飛来地ではないのでしょうが,近くの自然として授業なんかでも使えるようなネタになる気がするので,定期観測とデータの蓄積をしていったら面白いのかなとか思ってます。
 場所的に出勤前後でよりやすいし,授業で生徒を連れてくとなったら,1コマの時間でも十分動ける距離なのも良し。

2014/02/18

先日ふと思ったこと-ヒトの目の構造のたとえとしてカメラを使えるのか…

 先日,「写ガール」なる,デジイチやらミラーレスやらで写真を撮りまくる女子たちが増えているというTVの特集を見ていたときにふと思ったことがあります。


http://sozaing.com/photo/%E5%86%99%E7%9C%9F%E6%92%AE%E5%BD%B1.htmlより


 ヒトの目の構造の簡易的な例えとしてカメラをよく引き合いに出すけど,生徒はそもそもカメラの構造をわかっているのか?

 レンズで光が屈折し,フィルムに像を結ぶ。フィルムカメラを使ったことがあれば,レンズもフィルムも目にする機会があるし,フィルムを写真屋さんに持って行ってもらって現像してもらうなんてことから,何となく構造も見えてきていたのかなと思います。
 しかし,今の生徒たちにとって一番身近なカメラはケータイのカメラであって,これを使っているときには,レンズとかセンサ(フィルム)なんて意識されない。フォーカスもオートだし,ズームしたってレンズが出てくるでもなし,画面をピンチインするだけ。この状況下だと,カメラの構造を自然となんとなくわかるようなことってないですよね。

 「写ガール」的なのが,広く高校生まで広がれば話は変わってくるでしょうが,手軽にすでに自分の持っているもので十分なクオリティの撮影ができている中,わざわざそこにお金をかけられるような高校生がいるだろうか,いや,いない…。



 なんだかよく生活経験が乏しくなってきているのだから,理科の実験や理科実験教室,工作教室なんかを通じて,様々な経験をさせてあげれるのも,理科教育に携わる者として大切なのではないか,なんて事がよく叫ばれている気がします。というか,斉藤はそう思ってます。
 このカメラの話も「経験」とはくくれないかもしれませんが,同じようなことだと思います。さてはてどうしたものか…。そもそも,光とかレンズの事とかわかってない(物理と生物は普通一緒に履修しない)ということも相まって,理論的にだって攻めれやしない。参った…。って状況のまま,今年度の当該範囲は終わってしまっています。カメラの話もせずにお絵かきと解剖実習やって終わってしまったのでイマイチな気がしてます。どうしたものか…。アイディア大募集!です!

2014/02/15

長万部漁港と長流川にて

 先週に続き,今週末も全国的に荒れ模様なのですね。
午前中はなんとか荒れない予報が出ていたので,散髪と食材の買い出しがてら,EOS70Dの試し撮りに行ってきました。

オオセグロカモメ@長万部漁港
(EOS 70D + SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO)

オオセグロカモメ@長万部漁港
(EOS 70D + SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO)

カモの群れ@長万部漁港
(EOS 70D + SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO)

ハシボソカラス@長万部漁港
(EOS 70D + SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO)

川岸の氷@長流川
(EOS 70D + SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO)

ヒヨドリ@長流川
(EOS 70D + SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO)

ミヤマカケス(?)@長流川
(EOS 70D + SIGMA APO 70-300mm F4-5.6 DG MACRO)


 あいにくの天気で光量的にはややしんどい条件でしたが,まずまずかと。
70Dと言えばバリアングル液晶が自撮りな人々に人気のようですが,今回の川岸の氷とかのローアングル撮影でも,いいはたらきをしてくれます。
PowershotS5ISもバリアングル液晶だったので,ローアングルやハイアングルの撮影では,バリアングル液晶が大活躍だったので,70Dでもこれまでの様に取り回していけるというのは,個人的にはとてもうれしいところです。



■2014.02.15 18:30 
大学の同期が最後の2枚の野鳥の同定をしてくれました。サンキュー!